男性ヨガインストラクターになるには|求められる場面と強みの活かし方

男性ヨガインストラクターが活躍しやすい場面と強みの活かし方を紹介する記事のアイキャッチ

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ヨガインストラクターに興味はあるけれど、男性で目指している人はどれくらいいるのか。スタジオを見ると女性の講師が多くて、自分の居場所があるのか気になりますよね。

結論から言うと、男性ヨガインストラクターが活躍しやすい場面ははっきりあります。大事なのは、その場面を知って、強みと配慮をセットで準備しておくことです。

この記事では、男性の講師が求められやすい場面と、なるまでの流れを具体的に紹介します。

目次

男性のヨガインストラクターは珍しい?

先に結論

女性の講師が多い場は確かにありますが、男性だからなれない、という仕事ではありません。国家資格はなく、学ぶ道も働く場も性別で分かれていないんです。

『男がヨガを教えるなんて、浮いてしまわないかな』と心配する方も多いはずです。

実は、ヨガインストラクターには国家資格がなく、名乗るために必須の資格もありません。RYT200や各協会の資格は民間資格で、どれも性別で受講を分けているわけではありません。

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)でも、ヨガ指導員は「スポーツインストラクター」に関連する職業の一つとして挙がっています。フィットネスクラブなどで運動を教える仕事の仲間、と考えると分かりやすいですよね。

女性の講師が目立つのは、スタジオによっては参加者に女性が多いからです。ただ、場所が変われば参加者の顔ぶれも変わります。

場所参加者の傾向男性講師の居場所
女性専用のスタジオ女性のみ講師も女性に限る場合がある
男女共用のスタジオ女性が多めのこともクラスの内容で選ばれる
フィットネスクラブ男女とも幅広い年代筋トレ利用者向けのクラスで声がかかりやすい
企業・オフィス職場の構成による男性社員が多い職場で話が通りやすい
オンライン全国から参加男性向けや朝のクラスなど特色を出しやすい

まずは、女性専用のスタジオかどうかを求人や公式サイトで確かめておきましょう。応募先を選ぶ時の最初のふるい分けになります。

男性インストラクターが活躍しやすい4つの場面

先に結論

男性の講師が声をかけられやすいのは「フィットネスクラブ」「企業・オフィス」「パワー系のクラス」「オンライン」の4つです。場面ごとに強みと配慮が違うので、セットで準備しておきます。

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。

男性インストラクターの強みは、場面によって変わります。どこで何を活かせるのかを、配慮とあわせて並べてみました。

場面活かしやすい強み気をつけたい配慮
フィットネスクラブ筋トレや運動をしている男性会員にも話が通じやすい体が硬い人に完成形を求めない
企業・オフィス椅子や会議室でできる短いクラスを、仕事の言葉で説明できる服装や場所の制約に合わせ、汗をかく動きを控える
パワー系のクラス動きの多い流れを、テンポよく案内できる力で押す声かけにならないよう、休む選択肢を伝える
オンライン男性向け、朝の短時間など特色を出しやすい画面越しなので、言葉だけで伝わる説明を増やす
男性インストラクターが活躍しやすい4つの場面と、強みと配慮を並べた図解

フィットネスクラブは、運動をしている会員への入口に

フィットネスクラブには、筋トレやランニングをしている男性会員も多く通っています。

そうした会員は「ヨガは女性のもの」と感じて、スタジオに入りにくいことも。男性の講師がいると、参加のハードルが下がりやすいんです。

例えば「トレーニングの後に、固まった体をゆるめる時間にしましょう」と、筋トレの言葉で誘うと伝わりやすくなります。

フィットネスクラブで教える流れはフィットネスクラブ・ジムでヨガを教えるにはで紹介しています。

企業・オフィスは、仕事の経験がそのまま活きる

会社員の経験がある男性は、企業向けのヨガで強みを出しやすい立場です。

オフィスヨガでは、スーツや仕事着のまま、椅子や会議室でできる短いクラスを頼まれることがあります。担当者との打ち合わせも、仕事のやり取りと同じ感覚で進められますよね。

「午後の会議の前に、肩と首をほぐす10分」のように、仕事の場面に合わせた提案ができると話が進みやすくなります。企業向けの進め方はオフィスヨガ・企業向けヨガの講師になるにはにまとめています。

パワー系のクラスは、テンポのよい案内が強みに

動きの多いパワーヨガやアシュタンガヨガのクラスは、テンポよく流れを案内できる講師が求められます。

ただ、勢いのある声かけばかりだと、ついていけない参加者が置いていかれることも。

「きつい方はここで膝をついて大丈夫です」と、休む選択肢をはっきり伝えるのが大切です。流派ごとの特徴はヨガの流派別インストラクターで詳しく紹介しています。

オンラインは、特色を打ち出しやすい場

オンラインのクラスは全国から参加できるので、「男性向けの朝ヨガ」「デスクワークの人向けの夜ヨガ」のように特色を出しやすい場です。

画面越しでは体に触れて直すことができません。そのぶん、言葉だけで姿勢が伝わる声かけを準備しておきましょう。

カメラに全身が映る位置や、声が聞き取れるかを事前に知人と試しておくと安心です。オンラインで教える始め方はオンラインヨガインストラクターとして働くで紹介しています。

場面ごとに、最初の一歩を決めておく

『4つの場面は分かったけれど、どこから手をつければいいの?』と迷いますよね。

結論から言うと、今の自分の生活とつながりがある場面から始めるのが一番スムーズです。

今の自分の状況始めやすい場面最初の一歩
ジムに通っているフィットネスクラブ通っているジムのクラス表と求人を確かめる
会社員として働いている企業・オフィス自分の職場の休憩時間に短いクラスを提案する
動きの多いヨガが好きパワー系のクラス好きな流派のクラスを受け、流れをメモする
家で教えたいオンライン知人向けに少人数の体験会を開く

例えば会社員の方なら、昼休みに同僚数人と「肩と首をほぐす10分」から始めてみるのもおすすめです。

人前で教える経験が積めるうえ、企業向けのヨガを提案する時の話のたねにもなります。

企業向けのヨガのために、会議室に椅子とヨガマットを準備した様子

会議室で教える時は、机を端に寄せ、椅子の間隔を広めに取っておきましょう。

スーツや仕事着の参加者もいるので、床に寝るポーズより、椅子に座ったままや立ったままでできる動きを中心に組むと参加しやすくなります。

補足

会社の中でクラスを開く時は、事前に担当部署の了解を取っておきましょう。参加は自由にして、体調が気になる人は無理をしないよう最初に伝えておくと安心です。

女性の参加者に教える時に気をつけたいこと

先に結論

男性講師が信頼される一番の近道は、「触れる前に聞く」「言葉で伝える」「距離を保つ」の3つを習慣にすることです。

男女共用のクラスでは、女性の参加者に教える場面も当然ありますよね。

『アジャストで体に触れていいのか、どこまで近づいていいのか』と迷う方も多いはずです。ここは、性別に関係なくすべての講師に大切な配慮でもあります。

女性の参加者に教える時のチェック
  • 体に触れるアジャストは、レッスン前に希望を聞き、断りやすい形にしておく
  • 触れる前に「肩に手を添えてもいいですか」と一言たずねる
  • 直したい時は、まず言葉と自分の見本で伝える
  • 参加者の真後ろや真上に立ち続けず、横から声をかける
  • 体型や見た目についてのコメントはしない

例えば、アジャストの希望は「触れてほしくない方は、マットの端にブロックを置いてください」のように、言わずに伝えられる方法にすると気軽に選べます。

体の仕組みを言葉で説明できると、触れなくても伝わる場面が増えます。「骨盤を前に傾けて」より「おへそを太ももに近づけるように」の方が、イメージしやすいですよね。

よくある失敗

「よかれと思って」黙って体を押したり引いたりしてしまうこと。参加者は驚いて、次から来にくくなることも。アジャストの前の一言を習慣にしておきましょう。

声かけの言葉選びは伝わる声かけのコツでも詳しく紹介しています。

男性ヨガインストラクターになるまでの流れ

先に結論

なるまでの流れは、女性の場合と同じです。受ける側として続ける、講座で学ぶ、小さな場で教える、働く場を探す、の順で進めます。

『男性だから特別な準備が要るのでは?』と思うかもしれません。

実は、学ぶ内容や資格の取り方は変わりません。違いがあるとすれば、教えたい場面を早めに決めておくと講座選びや応募先が絞りやすい、という点です。

男性ヨガインストラクターになるまで
  1. 受ける側として、週に数回ヨガを続け、教えたいクラスのイメージをつかむ
  2. 活躍したい場面(フィットネスクラブ・企業・パワー系・オンライン)を1つ決める
  3. 養成講座の説明会に参加し、学び方と通いやすさを比べる
  4. 講座で学びながら、仲間や家族の前で短いクラスを教えてみる
  5. 求人を探したり、知人の職場に企業ヨガを提案したりする

全体の流れはヨガインストラクターになるまでの5ステップでも紹介しています。仕事の全体像を先に知りたい方はヨガインストラクターとはから読んでみてください。

受ける側の時期に、教える目線を持っておく

ステップ1の「受ける側として続ける」時期は、ただ参加するだけではもったいないんです。

レッスンが終わったら、流れと印象に残った声かけをメモしておきましょう。

レッスンを受けた後のメモ
  • 最初に何をして、最後にどう締めたか
  • 分かりやすかった声かけと、分かりにくかった声かけ
  • 講師が参加者の体調をどうたずねていたか
  • 男性の参加者に向けた言葉や工夫があったか

例えば「肩の力を抜いて」より「肩を耳から遠ざけて」の方が動きやすかった、という気づきは、そのまま自分の声かけの材料になります。

何回か集めると、レッスンの組み立てに型があることが見えてきます。組み立て方はヨガレッスンの組み立て方で詳しく紹介しています。

どの資格を目指すか

よく目安にされるのが、全米ヨガアライアンスのRYT200です。Yoga Allianceに登録されたスクールで200時間のトレーニングを修了すると申請できる、民間の登録制度です。

ほかにも、国内の協会の資格や通信講座で取れる資格があります。どれも性別による違いはないので、学び方と卒業後のサポートで比べてみてください。

学び方特徴向いている人
対面の講座先生や仲間と直接やり取りしながら学ぶアジャストや教える練習を対面で重ねたい人
オンラインの講座ライブ授業と録画・動画を組み合わせて学ぶ仕事と両立したい人、近くにスクールがない人
通信講座テキストと映像で自宅学習し、在宅で受験するまず基礎を学んでみたい人

全米ヨガアライアンスの基準では、登録スクールは対面、オンライン、その組み合わせのどの形式でもトレーニングを提供できます。オンラインでも、講師と受講生が同じ時間に集まるリアルタイムの授業を一定割合含めることが求められています。

仕事をしながら学ぶ男性には、平日の夜や週末に受けられる講座が現実的ですよね。

ただ、自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。全米ヨガアライアンスの認定校で、体系的に学ぶ方法もあります。

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自宅からRYT200を目指すなら

OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。

無料RYT200オンラインの無料説明会を見る

料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。

補足

会社員のまま副業で教える場合は、勤め先の就業規則で副業の許可や届出を確かめておきましょう。収入によっては確定申告が必要になる場合もあるので、条件は国税庁の案内で確認してみてください。

有名な男性インストラクターを目指すには?

先に結論

有名になるかどうかより、「この人のクラスにまた来たい」と思われる人を増やす方が近道です。指名が積み重なった先に、名前が知られていきます。

『ヨガインストラクターの男性で有名な人みたいになれたら』と考える方もいますよね。

ただ、名前が知られている講師も、最初は目の前の参加者一人ひとりに向き合うところから始めています。

段階やること例
担当クラスで信頼される分かりやすい声かけと配慮を続ける毎回、最初に体調を一言たずねる
特色を持つ得意な場面やテーマを決める「デスクワークの男性向け」のクラスを作る
発信するクラスの内容や考え方を伝えるSNSでクラスの流れや声かけの工夫を紹介する
有名な男性インストラクターに近づくための3つの段階を示した図解

発信は「誰に向けたクラスか」をはっきりさせる

SNSなどで発信する時は、男性の講師であることを前面に出すより、「誰のためのクラスか」を伝える方が届きやすいです。

例えば「ジム帰りに体をゆるめたい人へ」「在宅勤務で座りっぱなしの人へ」のように、参加者の場面を言葉にしてみてください。

投稿の中身は、クラスの流れ、声かけの工夫、準備の様子などで十分です。参加者の写真を載せる時は、事前に本人の了解を取っておきましょう。

よくある失敗

発信の数を増やすことばかりに気を取られて、目の前のクラスの準備がおろそかになること。指名の土台は、毎回のレッスンの分かりやすさと安心感です。

集客の続け方はヨガインストラクターの集客でも紹介しています。

指名される講師の共通点は人気・有名なヨガインストラクターになるにはで詳しく紹介しています。

男性ヨガインストラクターによくある相談

この章で答えること

知恵袋などで閲覧の多い相談から、男性インストラクターに関わるものを3つ選び、要点をまとめて答えます。

女性の会員に教える時、男性講師は何に気をつけている?

男性のヨガやピラティスの講師は、女性の会員に教える時にどんな気づかいをしているのか、という相談です。

結論から言うと、多くの講師が大切にしているのは「触れる前に聞く」「言葉で伝える」の2つです。この記事のチェックリストのように、アジャストの希望を先に聞いておくと、参加者も講師も安心できます。

立ち位置や目線にも気を配ります。正面からじっと見るより、横から全体を見渡す形の方が、参加者は落ち着いて動けます。

男性ヨガインストラクターに需要はある?なれる?

男性のヨガインストラクターに需要はあるのか、そもそも男性がなれるのか、という相談です。

なれるかどうかは、性別では決まりません。需要は場所によって違うので、フィットネスクラブや企業、オンラインなど、男性の講師が求められやすい場面から探すのが近道です。

例えば、フィットネスクラブの求人やクラス表を見て、男性講師が担当しているクラスがあるかを確かめてみてください。

求人が見つからない地域でも、自分で企業や施設に出張レッスンを提案したり、オンラインで教えたりする道があります。待つだけでなく、教える場を自分で作る発想も持っておくと選択肢が広がります。

男性講師のレッスンを受けられる場所を探したい

男性のインストラクターのレッスンを受けてみたいけれど、どこで探せばいいか、という相談です。

フィットネスクラブや男女共用のスタジオのクラス表には、担当講師が載っていることが多いです。体験レッスンで実際に受けてみると、自分が教える時の参考にもなります。

相談答えの要点
女性の会員への気づかいは?触れる前に聞き、言葉と見本で伝える
需要はある?なれる?性別では決まらない。求められやすい場面から探す
男性講師のレッスンを受けたいクラス表で担当講師を確かめ、体験レッスンに行く

よくある質問

男性でもヨガインストラクターの資格は取れますか?

取れます。RYT200や国内の協会の資格、通信講座の資格など、性別で受講を分けているものではありません。

男性の講師は女性専用スタジオで働けますか?

女性専用のスタジオでは、講師も女性に限っている場合があります。応募前に求人や公式サイトで確かめておきましょう。

体が硬い男性でもインストラクターを目指せますか?

目指せます。体が硬い人の気持ちが分かることは、同じ悩みを持つ参加者に教える時の強みにもなります。

会社員を続けながら男性ヨガインストラクターになれますか?

週末や平日の夜に教える働き方もあります。勤め先の就業規則で副業の扱いを確かめ、学ぶ時期は仕事と両立しやすい講座を選ぶと進めやすくなります。

男性講師はパワー系のクラスしか担当できませんか?

そんなことはありません。やさしいクラスやシニア向けのクラスを担当する男性講師もいます。得意な場面を一つ持ちつつ、幅を広げていくと働き方の選択肢が増えます。

まとめ

この記事の要点
  • 男性でも目指せる仕事で、資格も働く場も性別で分かれていない
  • 活躍しやすい場面は、フィットネスクラブ・企業・パワー系のクラス・オンラインの4つ
  • 女性の参加者には、触れる前に聞き、言葉と見本で伝える
  • 教えたい場面を先に決めると、講座選びや応募先が絞りやすい
  • 有名になるより、また来たいと思われる人を増やすことが近道
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

ヨガインストラクターの仕事内容やなり方、RYT200などの資格の選び方、スタジオ・フリーランス・オンラインの働き方、レッスンの組み立て方までを整理しているヨガインストラクターの情報サイトです。 公式サイト

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