オンラインヨガインストラクターとして働く|配信レッスンの始め方

オンラインヨガインストラクターとして配信レッスンを始める方法を紹介する記事のアイキャッチ

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『自宅からヨガを教えられたら、通勤もいらないし続けやすそう』と考えている方は多いですよね。

結論から言うと、オンラインヨガインストラクターは、対面とは少し違う準備さえ押さえれば、自宅からでも始めやすい働き方です。

この記事では、配信レッスンを始める前の準備を5つのチェック項目にまとめ、始め方の手順を紹介します。

目次

オンラインヨガインストラクターとは?どんな働き方がある?

先に結論

オンラインヨガインストラクターは、Zoomなどのビデオ会議ツールを使って、自宅やスタジオから配信でレッスンをする働き方です。
スタジオのオンラインクラスを担当する形と、自分でクラスを開く形があります。

オンラインで教える形は、大きく分けると次の3つです。

働き方中身自分でやること
スタジオのオンラインクラスを担当スタジオが集めた参加者に、決まった時間に配信で教えるレッスンの準備と配信の環境づくり
自分でオンラインクラスを開く自分で参加者を集め、予約や連絡も自分で行う集客、予約管理、配信、参加者への連絡
企業や団体からの依頼で配信社員向けなど、依頼先の参加者に向けて教える依頼先との打ち合わせと、配信の環境づくり

『自宅からでも本当に仕事になるの?』と思う方もいるかもしれません。

実際、オンラインレッスンの開き方や集客を、養成講座の中で学べるところもあるんです。

例えば全米ヨガアライアンスのRYT200を目指すOMYOGAのオンライン講座では、オンラインレッスンの開き方やSNS発信などのビジネススキルも学べると案内されています。

対面のレッスンと何が違う?

オンラインで教えやすいこと
  • 移動がなく、自宅から教えられる
  • 遠方に住む参加者にも届けられる
  • 朝や夜など、時間を柔軟に組みやすい
オンラインで気をつけたいこと
  • 参加者の体に触れて手助けできない
  • 画面越しなので、表情や体の様子が見えにくい
  • 通信の不具合で声や映像が途切れることがある

右側の「気をつけたいこと」を補うのが、次の章で紹介する準備なんです。

配信レッスンの開始前チェックリスト:5つの項目

先に結論

配信の前は「画角」「音声」「明るさ」「声かけ」「安全確認」の5つを確かめておくと、当日のトラブルがぐっと減ります。

ここが、この記事でいちばん知ってほしいところです。

オンラインでは、参加者が見ているのは画面の中のあなただけ。

だからこそ、対面では気にならなかったことが、伝わりやすさを大きく左右します。

配信レッスンの開始前に確かめる画角・音声・明るさ・声かけ・安全確認の5項目を示したチェックリストの図解
項目確かめることよくあるつまずき
画角マットの端から端まで、全身が画面に収まるか立ちポーズで頭や足が切れる
音声動いている時も、声がはっきり届くか床に近いポーズで声が遠くなる
明るさ顔と体の線が見える明るさか窓を背にして逆光になり、暗く映る
声かけ見本を見なくても動けるほど言葉で伝えられるか「こうです」と見せるだけで説明が足りない
安全確認参加者の体調を始める前にたずねたか画面越しで様子が分からないまま進める

画角は「横向き」と「正面」を試しておく

ポーズによっては、横から映したほうが形が分かりやすいこともあります。

前の日までに、自分の部屋で全身が映る位置を探しておきましょう。

「立つポーズ」「座るポーズ」「寝るポーズ」の3つで映り方を見ておくと安心です。

音声は、動きながらテストする

座ったままのテストでは、本番の声の届き方が分かりません。

実際にポーズをとりながら話して、録画で聞き返してみてください。

声が遠くなる時は、マイクの位置を変えるだけで聞きやすくなることもあります。

明るさは、配信する時間帯で確かめる

朝と夜では、部屋の明るさがまったく違います。

配信するのと同じ時間帯に、カメラの映り方を確かめておきましょう。

オンラインで伝わる声かけと安全確認のコツ

先に結論

オンラインでは、参加者が画面を見られない姿勢のことも多いので、「言葉だけで動ける声かけ」がとても大事です。

『見本を見せれば伝わるはず』と思いがちですよね。

ただ、うつぶせや前屈のポーズでは、参加者は画面を見ることができません。

例えばこんな言い方なら、画面を見なくても動けます。

「両手を肩の真下について、ひざは腰の真下に。息を吐きながら、背中を丸めていきましょう」

オンラインの声かけで意識したいこと
  • 体のどこを、どの向きに動かすかを言葉にする
  • 右と左は、参加者から見た向きで伝える
  • 呼吸のタイミングを、動きとセットで伝える
  • 次のポーズに移る前に、ひと言予告する

対面とオンラインで、声かけを言い換える例

場面対面でよく使う言い方オンラインでの言い換え
手の位置を伝える「この位置です」と見せる「手のひらを、肩の真下の床につきましょう」
左右を伝える自分の体で示す「みなさんの右足を、一歩前へ出します」
止めどころを伝える近くに行って手で示す「太ももの裏が少し伸びるところで止めておきましょう」
休むことを伝える様子を見て声をかける「きつい方は、いつでも子どものポーズで休んで大丈夫です」

『見せれば分かる』の部分を、一つずつ言葉に置きかえていくイメージです。

左右の伝え方は、オンラインで特に迷いやすいところです。

声かけ全体のコツは、ヨガインストラクターの声かけのコツで詳しく紹介しています。

画面越しの安全確認、どうする?

画面越しでは参加者の様子が見えにくいので、始める前の体調確認と、「無理をしない」という声かけを、対面以上に意識します。

オンラインでは、参加者の体に触れて手助けすることができません。

そのぶん、始める前のひと言がとても大切になります。

「今日、どこか痛いところや気になるところがあれば、チャットで教えてくださいね」

妊娠中の方や持病・ケガのある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう伝えておきましょう。

インストラクターは医療の判断をしない、という線引きを持っておくことが大事です。

よくある失敗

カメラをオフにしている参加者の様子を確かめないまま、難しいポーズに進んでしまうことです。
「きつい時はいつでも休んで大丈夫です」と、レッスンの途中でもくり返し伝えておきましょう。

参加者に事前に送っておく案内

安全確認は、レッスンが始まる前から始まっています。

予約の確認と一緒に、次のような案内を送っておくと、当日の準備がスムーズです。

事前の案内に入れておきたいこと
  • マットを敷けて、手足を広げられる広さを用意してほしいこと
  • 周りに家具など、ぶつかりそうな物がないか確かめてほしいこと
  • 水分を手の届くところに置いておいてほしいこと
  • 体調が気になる日は、無理に参加しなくてよいこと
自宅の明るい部屋でマットとノートパソコンを置き、配信レッスンの準備をしている様子

配信レッスンの始め方の手順

先に結論

いきなり大人数に向けて配信するより、身近な人を相手にした練習の配信から始めると、つまずきに早く気づけます。

『準備は分かったけれど、最初の一歩はどう踏み出せばいいの?』という方も多いはずです。

オンラインで教え始めるまで
  1. 配信の環境(カメラ・マイク・明るさ)を整える
  2. 家族や友人を相手に、練習の配信をしてみる
  3. 練習の録画を見返して、画角と声かけを直す
  4. スタジオのオンラインクラスに応募するか、自分のクラスを開く
  5. 最初のクラスのあと、参加者に見やすさや聞こえ方をたずねる

1回のオンラインクラスの流れ

対面のクラスと流れは似ていますが、始まりと終わりにひと手間が加わります。

タイミングやること
開始の少し前配信をつなぎ、カメラと音声を最終確認する
始まりあいさつ、体調の確認、見えにくい時の伝え方を案内する
メイン呼吸とウォームアップ、メインのポーズ、クールダウン
終わりシャバーサナ(休息のポーズ)、感想や質問をたずねる
終了後振り返りのメモ、参加者への連絡

始まりに「映像が止まったら、少し待ってから入り直してくださいね」と伝えておくと、参加者も安心できます。

自分でクラスを開く場合は、参加者の集め方も考えておく必要があります。

SNSや口づての広げ方は、ヨガインストラクターの集客で紹介しています。

個人で始める時に確かめておくこと

自分でオンラインクラスを開いて報酬を受け取る場合は、お金まわりの手続きも自分で行います。

収入によっては確定申告が必要になる場合があるので、条件は国税庁の案内で確かめておきましょう。

会社員が副業として教える場合は、勤め先の就業規則で副業の許可や届出のルールを確認しておくと安心です。

独立して教える時の準備は、フリーランスのヨガインストラクターになるにはで詳しく書いています。

オンラインヨガについてよくある相談

ここでは、Yahoo!知恵袋などで見かける相談から、オンラインで教えることに関わるものを取り上げます。

オンラインのヨガは、インストラクターの説明が分かりにくくない?

オンラインのヨガに参加している人に、インストラクターの説明は分かりやすいか、ポーズの指導は伝わるかをたずねる相談です。

参加者の側からも、こうした不安の声があるということなんです。

だからこそ、言葉だけで動ける声かけと、画角の工夫が大切になります。

「今の説明で分かりにくいところはありましたか?」と、レッスンの最後にたずねてみるのもおすすめです。

資格を取ったあと、オンラインでクラスを始めてもいい?

ヨガの資格を取ったので、オンラインで教えてみたいけれど大丈夫か、という相談です。

ヨガインストラクターに国家資格はなく、オンラインで教えるのに必須の資格もありません。

ただ、対面とは違う準備が必要なので、練習の配信を何回か重ねてから始めると安心です。

オンラインが広がって、ヨガインストラクターの仕事はどうなる?

オンラインヨガが広がる中で、ヨガインストラクターという仕事はこの先どうなるのか、という相談です。

オンラインは、対面のクラスに代わるものというより、教える場が1つ増えたと考えることもできます。

例えば「平日の夜はオンライン、週末は公民館で対面」のように、両方を組み合わせて教える人もいます。

補足

対面とオンラインを組み合わせると、遠方の参加者にも、手助けが必要な参加者にも合わせやすくなります。

これからオンラインで教えたい人へ

先に結論

オンラインで教えるなら、教え方の基礎に加えて、オンラインならではのクラスの開き方も一緒に学べると心強いです。

オンラインで学べる養成講座の選び方は、ヨガインストラクター資格はオンラインで取れる?で比べています。

自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。

全米ヨガアライアンスの認定校で、教えるための基礎を体系的に学ぶ方法もあります。

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OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。

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料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

通信が途切れた時はどうすればいいですか?

始める前に「映像が止まったら入り直してください」と案内しておくと、参加者があわてずに済みます。自分の側で途切れた時のために、つなぎ直す手順を事前に試しておきましょう。

オンラインヨガインストラクターになるのに資格は必要ですか?

国家資格はなく、オンラインで教えるのに必須の資格もありません。ただ、多くの人は養成講座で教え方や安全への配慮を学んでから教え始めています。

配信に必要な道具は何ですか?

カメラ付きの端末、聞き取りやすいマイク、全身が映る広さ、顔と体が見える明るさがあれば始められます。まずは手持ちの道具でテストし、足りないところを少しずつ整えていくのがおすすめです。

カメラをオフにしている参加者にはどう対応しますか?

始める前に体調をたずね、レッスン中も「きつい時は休んで大丈夫です」とくり返し伝えます。気になることはチャットで教えてもらえるように、最初に案内しておくと安心です。

オンラインと対面、どちらから始めるのがいいですか?

どちらからでも始められます。対面で手助けのしかたを学びながら、オンラインで教える場を増やすなど、組み合わせて考える人もいます。

まとめ

この記事の要点
  • オンラインヨガインストラクターは、自宅やスタジオから配信で教える働き方
  • 配信前は、画角・音声・明るさ・声かけ・安全確認の5つを確かめる
  • 画面を見られない姿勢もあるので、言葉だけで動ける声かけを意識する
  • 体調確認と「無理をしない」声かけを、対面以上にていねいに
  • 身近な人を相手にした練習の配信から始めるとつまずきに早く気づける
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

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