ホットヨガインストラクターはきつい?体調管理と長く続ける工夫

ホットヨガインストラクターがきついと感じる理由と続ける工夫を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がヨガ資格の認定団体や養成講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にヨガ資格講座への案内(広告)を含みます。

ホットヨガインストラクターに興味はあるけれど、「きつい」という声を聞いて迷っている。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、ホットヨガインストラクターがきついと感じやすい場面は、暑さ・本数・声・移動の4つにまとまります。理由が分かれば、前もって手を打てることがたくさんあるんです。

この記事では、きついと言われる理由を4つに分け、それぞれの予防と工夫を表でお伝えします。

目次

ホットヨガインストラクターがきついと言われるのはなぜ?

先に結論

ホットヨガインストラクターは、暑い部屋で声を出し、体を動かし続ける仕事です。常温のヨガインストラクターと比べて、体力の使い方と体調管理の比重が大きくなります。

『好きなヨガを仕事にするのに、きついってどういうこと?』と思いますよね。

ヨガインストラクターの仕事がきついと感じる場面は、常温でもあります。人前で話し続けること、決まった時間に教えること、参加者の安全を見守ること。これは共通です。

ホットヨガでは、そこに「室温と湿度が高い環境」が加わります。教える側も参加者と同じ部屋で、汗をかきながら話し続けるんです。

きつさの種類常温のヨガホットヨガ
暑さ少ない毎レッスンある
体力自分の練習量しだい暑い中での消耗が加わる
声話し続ける暑く湿った部屋で話し続ける
店舗の仕事職場による社員は運営も担うことが多い

ヨガインストラクターの仕事全体はヨガインストラクターとは?で紹介しています。

きつさを4つに分けて考える|暑さ・本数・声・移動

4つの理由

きつさは「暑さ」「本数」「声」「移動」の4つに分けると、どこに手を打てばいいかが見えてきます。全部を一度に解決しようとしなくて大丈夫です。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『なんとなくきつい』のままだと、対策の打ちようがありませんよね。次の表で、自分が気になるのはどこかを探してみてください。

理由どんな時にきつい?予防と工夫
暑さ暑い部屋でのレッスンが続くこまめな水分補給、レッスン後に体を休める時間をとる
本数1日にレッスンを詰め込む連続する本数を決め、間に休憩を入れる
声湿った部屋で話し続ける声を張らずに届く話し方、マイクがあれば使う
移動複数のスタジオを掛け持ちする移動の時間を予定に組み込み、着替えと飲み物を多めに持つ
ホットヨガインストラクターがきついと感じる理由を暑さ・本数・声・移動の4つに分け、それぞれの工夫を並べた図解

暑さ

室温や湿度が高い環境では、熱中症に注意が必要です。こまめな水分補給と、体調が悪い時は無理をしないで休むことが、一般的な注意として知られています。

参加者には水分補給をうながしても、自分のことは後回しになりがち、ということも。教える側こそ、自分の飲み物を手の届く場所に置いておきましょう。

熱中症の予防は、環境省の熱中症予防情報サイトや厚生労働省の熱中症関連情報でも情報が公開されています。

本数

ホットヨガのレッスンを1日に何本も続けると、疲れがたまりやすくなります。

例えば「暑い部屋のレッスンは連続2本まで」「3本目の前に一度スタジオの外で休む」のように、自分なりのルールを決めておくと安心です。

声

湿度の高い部屋で話し続けると、声が出しにくくなることがあります。

大きな声を張り上げるより、ゆっくり、短い言葉で伝える方が、参加者にも届きやすいんです。例えば「右足を前へ」「吸って」「吐いて」のように、動きを短く区切って伝えてみてください。

声が疲れやすい言い方楽に届く言い方
長い説明を一息で話す動きを1つずつ、短く区切る
全員に向けて大きな声を張る前の方で少し声を落とし、近くの人に話しかけるように
動きの最中にずっと話し続けるポーズを保つ間は、呼吸の声かけだけにする

『静かにしていると、手を抜いていると思われそう』と感じる方もいるかもしれません。でも、沈黙の時間は、参加者が自分の呼吸に集中できる大切な時間なんです。

移動

複数のスタジオを掛け持ちすると、移動そのものが負担になります。

汗をかいたあとの移動は、体が冷えたり、着替えが足りなくなったりすることも。掛け持ちの組み方は掛け持ち・副業の本数の決め方で詳しく紹介しています。

移動がある日の持ち物の例

着替えを多めに、飲み物、汗をふくタオル、体を冷やしすぎないための羽織るものがあると安心です。移動の途中で軽く食べられるものを用意しておく人もいます。

職業病と言われる疲れにどう向き合う?

先に結論

ホットヨガインストラクターの職業病、と言われるような疲れや不調は、我慢せず早めに休むことが基本です。不調が続く時は、自分で判断せずに医師に相談しましょう。

『みんな同じだから、我慢するしかないのかな』と思ってしまう方もいますよね。でも、我慢を続けるのは、長く働くうえで遠回りです。

この記事では、病名や治療の話はしません。ここでお伝えするのは、日々の体調管理の工夫です。

体調管理のセルフチェック
  • レッスンの前後に、自分も水分をとっているか
  • 連続でホットヨガのレッスンを担当する本数を決めているか
  • 睡眠と食事の時間が、レッスンの予定で削られていないか
  • 疲れが抜けない日に、相談できる人や休める仕組みがあるか
  • 不調が続いた時に、医師に相談するタイミングを決めているか

例えば「いつもより疲れが抜けない日が続いたら、上司やスタジオに相談して本数を調整してもらう」と決めておくだけでも、無理をしすぎずに済みます。

よくある失敗

「代わりがいないから」と、体調が悪いままレッスンに出ること。参加者の安全を守るためにも、教える側が無理をしないことが大切です。休む時の連絡先や代行の仕組みを、普段から確かめておきましょう。

参加者にも同じことを伝える

体調管理の考え方は、そのまま参加者への声かけにも使えます。

レッスンの始めに「つらい時は、いつでも休むポーズで大丈夫ですよ」と伝えておくと、参加者も無理をしにくくなります。妊娠中の方や持病がある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう案内しましょう。インストラクターは医療の判断をしない、と決めておくことも大切です。

長く続けるための働き方の工夫

先に結論

長く続けるコツは、ホットヨガの本数を体力に合わせて調整すること、常温のヨガなど教える場を組み合わせること、相談できる人を持つことの3つです。

『きついなら、向いていないのかも』と思う必要はありません。働き方を少し変えるだけで、続けやすさは大きく変わります。

工夫具体的なやり方
本数を調整するホットヨガの連続本数に上限を決める
教える場を組み合わせる常温のヨガやオンラインのレッスンも持つ
休む日を守る予定表に休みを先に書き込む
相談できる人を持つ同じスタジオの先輩や仲間に話す
学び続ける声かけや体の仕組みを学び、負担の少ない教え方を身につける

働き方によって、きつさの出方は変わる

同じホットヨガでも、働き方によってきつさの出方が違います。

働き方きつさが出やすいところ工夫の例
スタジオの正社員レッスンと店舗の仕事が続く休憩の取り方を職場で相談しておく
業務委託で掛け持ち移動と、暑い部屋のレッスンの連続1日に回るスタジオの数を絞る
副業で週末だけ平日の仕事の疲れが残ったまま教える教える前日は予定を詰めない

自分がどの働き方をしているか、これからどうしたいかで、工夫の優先順位も変わってきますよ。

続けにくいと感じた時の立て直し方
  1. きつさが暑さ・本数・声・移動のどれかを書き出す
  2. いちばん負担が大きいものを1つだけ選ぶ
  3. その1つに対して、できる工夫を1つ決める
  4. 2週間ほど試して、変化を振り返る
  5. 変わらない時は、スタジオや医師に相談する
きついと感じた時に原因を書き出して1つずつ工夫する立て直しの流れを示した図解

例えば1番目で「声」がいちばん気になると分かったら、3番目の工夫は「ポーズを保つ間は呼吸の声かけだけにする」のように、1つに絞ります。一度に全部を変えようとすると、何が効いたのか分からなくなるからです。

行き詰まった時の考え方はヨガインストラクターを続けるコツでもまとめています。

教え方を学び直すと楽になることも

実は、きつさの一部は、教え方で軽くできます。

全部のポーズを一緒に見せるのではなく、言葉で伝えて見回る時間を増やすと、体力の消耗が少なくなります。その分、参加者一人ひとりを見る余裕も生まれるんです。

自己流で教えていると、こうした体に負担をかけない教え方の順番や安全面の配慮までは、つかみにくいもの。全米ヨガアライアンスの認定校で体系的に学ぶ方法もあります。

OMYOGA RYT200オンライン(PR)

自宅からRYT200を目指すなら

OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。

無料RYT200オンラインの無料説明会を見る

料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。

ホットヨガインストラクターのきつさについてよくある相談

この章で答えること

知恵袋などで多く見られる、ホットヨガのインストラクターの働き方についての相談を3つ選び、要点をまとめて答えます。

ホットヨガスタジオの正社員はきつい?

ホットヨガスタジオでインストラクターとして正社員で働くのはきついのか、という相談です。

社員の場合、レッスンに加えて、お客様対応や清掃、事務作業などの店舗運営も担うことが多いです。暑い部屋でのレッスンと店舗の仕事が両方あるので、1日の流れを先に知っておくことが大切です。

面接で「1日に担当するレッスンの組み方」と「休憩の取り方」を聞いておくと、入ってからのギャップが少なくなります。スタジオで働く流れはLAVAのヨガインストラクターになるにはでも紹介しています。

インストラクターの仕事で楽しい時とつらい時は?

ホットヨガのインストラクターになると、楽しい時とつらい時はどんな時か、という相談です。

楽しいと感じやすいのは、参加者が「すっきりした」と帰っていく時や、続けて通ってくれる人の変化に気づけた時です。つらいと感じやすいのは、暑い中でレッスンが続く日や、自分の体調が整わない日です。

つらい場面は、この記事の4つの理由のどれかに当てはまることが多いので、表を見ながら工夫を探してみてください。

インストラクターも暑くてつらいの?

いつも通うスタジオで、インストラクターが暑そうにしていたけれど、教える側も暑さはつらいのか、という相談です。

教える側も参加者と同じ部屋にいるので、暑さは感じます。話し続けたり、見回ったりする分、体力も使います。

だからこそ、教える側が自分の水分補給や休む時間を大切にすることが、参加者の安全にもつながるんです。

よくある質問

ホットヨガインストラクターはきついですか?

暑い部屋で話し続け、体を動かすので、常温のヨガより体力を使います。きつさを暑さ・本数・声・移動に分けて工夫すると、続けやすくなります。

ヨガインストラクターがきついと感じるのはどんな時ですか?

レッスンの本数が多い日、移動が続く日、人前で話し続けて声が疲れた時などです。ホットヨガではそこに暑さが加わります。

ホットヨガインストラクターの職業病が心配です。

疲れや不調は我慢せず、早めに休むことが基本です。不調が続く時は自分で判断せず、医師に相談しましょう。

きつくなったら常温のヨガに切り替えてもいいですか?

もちろんです。常温のヨガやオンラインのレッスンと組み合わせて、ホットヨガの本数を調整する人もいます。

まとめ

この記事の要点
  • ホットヨガインストラクターがきついと感じやすい理由は、暑さ・本数・声・移動の4つ
  • 理由ごとに、水分補給・本数の上限・話し方・移動の組み方で工夫できる
  • 職業病と言われるような疲れは我慢せず、不調が続く時は医師に相談する
  • 常温のヨガやオンラインと組み合わせると、長く続けやすくなる
  • 教え方を学ぶと、体力の消耗を減らしながら参加者を見る余裕が生まれる
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

ヨガインストラクターの仕事内容やなり方、RYT200などの資格の選び方、スタジオ・フリーランス・オンラインの働き方、レッスンの組み立て方までを整理しているヨガインストラクターの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次