ヨガインストラクターが教室を開くには|自宅・レンタルスペースで始める準備

ヨガインストラクターが自宅やレンタルスペースで教室を開く準備を紹介する記事のアイキャッチ

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資格を取ったら、いつか自分のヨガ教室を開いてみたい。そう考えて、何から準備すればいいのか迷っている方も多いですよね。

結論から言うと、ヨガインストラクターが教室を開く時は、まず「どこで開くか」を決めると、準備も集客の方法も自然に決まっていきます。

この記事では、教室の4つの形の違いと、開くまでの手順をお伝えします。

目次

ヨガインストラクターが教室を開くとは?

先に結論

自分の教室を開くとは、スタジオやジムに雇われるのではなく、会場の確保から参加者集め、レッスンまでを自分で行う働き方です。最初は月に数回、少人数から始める人が多いです。

ヨガインストラクターには国家資格がなく、教室を開くのに必須の資格もありません。

ただ、自分の教室では参加者の安全を守るのも自分の役目になります。基礎のポーズや体の仕組み、安全面の配慮は学んでおきたいところです。

『いきなり教室なんて大それたこと…』と感じる方もいるはずです。

実は、レンタルスペースや公民館を使えば、自分の場所を持たなくても小さく始められるんです。

教室を開く良さ気をつけたいこと
自分の好きなテーマでクラスを作れる参加者を自分で集める必要がある
時間や回数を自分で決められる会場の手配や事務も自分で行う
参加者と長く関われる参加が少ない日も会場の費用はかかる

自宅・レンタルスペース・公民館等・オンラインを比べる

先に結論

教室の形は、自宅、レンタルスペース、公民館などの公共施設、オンラインの4つに分けられます。準備の手間、集客のしかた、安全面の気配りがそれぞれ違うので、自分の生活に合う形から選びましょう。

どの形が合うかは、住まいの広さや、教えたい地域、使える時間で変わります。

形準備集客安全面
自宅部屋の広さとマットを敷くスペースを確保する近所や知人の紹介から始めやすい家具の角や段差に気を配る
レンタルスペース予約のしかたと道具の運搬を決めるSNSなどで場所と日時を発信する床の材質や広さを下見で確かめる
公民館などの公共施設利用の条件と予約の方法を窓口で確かめる地域の掲示板や広報を使えることもある部屋の使い方のルールを守る
オンラインカメラ、照明、通信環境を整えるSNSや予約の仕組みで発信する参加者の周りの安全を事前に伝える
教室の4つの形、自宅・レンタルスペース・公民館等・オンラインを、準備・集客・安全面で比べた図解

自宅で開く場合

自宅の教室は、会場の費用がかからず、移動もない始めやすい形です。

ただ、参加者を家に招くことになるので、家族の理解や、住まいのルールの確認は欠かせません。集合住宅の場合は、足音や音楽の音にも気を配りましょう。

レンタルスペースで開く場合

レンタルスペースは、時間単位で借りられる部屋を使う形です。

予約の取りやすさや床の材質、マットを敷ける広さは、場所によってかなり違います。一度下見に行って、実際にマットを敷いてみると安心です。

公民館などで開く場合

公民館などの公共施設は、地域の人に通ってもらいやすい形です。

ただ、営利目的での利用ができるか、参加費を集めてよいかなどのルールは施設ごとに違います。予約の前に窓口で確かめておきましょう。

オンラインで開く場合

オンラインなら、住んでいる場所に関わらず参加してもらえます。

『画面越しで伝わるかな』と心配な方は、まず知人向けに無料の体験会を開いて、映り方や声の聞こえ方を確かめてみてください。

自分に合う形の選び方

『結局どれを選べばいいの?』と迷ったら、今の状況から考えてみてください。

今の状況合いやすい形
家を空けにくい、移動の時間が取れない自宅かオンライン
自宅に人を招くのは難しいレンタルスペースか公民館など
地域の人とつながりたい公民館など
遠くの人にも参加してほしいオンライン
まずはお試しで始めたい公民館などかオンラインの体験会

形は1つに絞る必要はありません。例えば「平日はオンライン、月に1回だけ公民館で対面」のように組み合わせる方法もあります。

補足

どの形でも、レッスン前に参加者へ体調で気になるところがないか一言たずねましょう。妊娠中の方や持病、ケガがある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう伝え、インストラクターは医療の判断をしないという線引きを守ることが大切です。

教室を開くまでの手順

先に結論

教室を開くまでの流れは、テーマを決める、会場を決める、道具をそろえる、体験会を開く、定期クラスにする、の順です。いきなり定期クラスにせず、体験会で手応えを確かめてから広げると安心です。

『何から手をつければいいの?』という方のために、手順を並べてみました。

教室を開くまでの5ステップ
  1. 誰に向けた、どんなクラスにするかを決める
  2. 会場の形を選び、利用のルールと予約の方法を確かめる
  3. マットやブロックなど、必要な道具をそろえる
  4. 知人や近所の人を招いて、体験会を開く
  5. 体験会の感想をもとに、定期クラスの曜日と時間を決める

テーマを決めると発信しやすくなる

「朝の30分で体を目覚めさせるクラス」「仕事帰りにゆったり呼吸するクラス」のように、誰に向けたクラスかを一言で言えると、集客の発信もしやすくなります。

テーマがはっきりすると、参加者も自分に合うかどうかを判断しやすいんです。

体験会の進め方

体験会は、教室の雰囲気を知ってもらう大切な場です。

内容を詰め込むより、「また来たい」と思ってもらえることを目標にしてみてください。

最初のあいさつは、こんな形がおすすめです。

「今日は体験会なので、ゆったりした内容で進めます。きつい時は、いつでも休んで大丈夫です」

終わったあとには、「どこが気持ちよかったですか」「時間帯はこの時間で通いやすいですか」と聞いてみましょう。この答えが、定期クラスの曜日や内容を決めるヒントになります。

そろえておきたい道具

道具使う場面ひとこと
ヨガマットすべてのクラス貸し出し用を用意するか、持参をお願いするか決める
ブロック・ストラップ体が硬い人の補助楽な形を案内する時に役立つ
音響機器音楽を流す時会場の設備があるか確かめる
ブランケット休息のポーズの時寒さ対策にもなる

道具選びはヨガマット・道具選びで詳しく紹介しています。

よくある失敗

最初から道具を人数分そろえすぎること。参加者の人数が見えてくるまでは、少なめに用意して、マットは持参をお願いするなどの工夫で十分です。

教室を続けていくための工夫

先に結論

教室を続けるには、参加者が通い続けやすい仕組みと、無理のない運営のペースが大切です。お金や予約の管理も、最初に方法を決めておきましょう。

教室は、開くより続けるほうが大変だとよく言われます。

『参加者が減ったらどうしよう』と不安になる時もありますよね。そんな時こそ、仕組みで支えるのがおすすめです。

教室を続けるためのチェック
  • 曜日と時間を固定して、通う習慣を作りやすくしている
  • 予約とキャンセルのルールを、最初に文章で伝えている
  • 会場代や道具代など、出費を記録している
  • 次回の予定を、レッスンの終わりに伝えている
  • 自分の練習と学び直しの時間を確保している

参加者が減った時に見直すこと

参加者が減った時は、自分を責める前に、仕組みのほうを見直してみてください。

参加者が減った時の見直しポイント
  • 曜日や時間帯が、参加者の生活に合っているか
  • クラスのテーマが、発信の内容と合っているか
  • 予約のしかたが分かりにくくなっていないか
  • 次回の予定を伝えそびれていないか

例えば、平日の昼のクラスに会社員の方が来にくいのは自然なことです。時間帯を変えるだけで、参加しやすくなる人もいます!

参加者を増やす方法は、ヨガインストラクターの集客でまとめています。

収入によっては確定申告が必要になる場合があるので、条件は国税庁の案内で確かめておきましょう。会社員の方が副業で教室を開く場合は、勤め先の就業規則で副業の許可や届出も確かめておきます。

予約やキャンセルのルールは、例えば「前日の夜までに連絡をお願いします」のように、短い一文で伝えると守ってもらいやすくなります。ルールを決めておくと、自分の気持ちも楽になりますよ!

教える力に自信がない時は

自分の教室では、いろいろな体の状態の参加者が一つのクラスに集まります。

自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。全米ヨガアライアンスの認定校で体系的に学ぶ方法もあります。

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ヨガ教室を開くことについてよくある相談

この章で答えること

知恵袋などで閲覧の多い、教室を開くことや学び方にまつわる相談を3つ選び、要点をまとめて答えます。

資格を取って、貸し会議室でヨガ教室を始めたい

資格を取ったあと、地域の貸し会議室などを借りて教室を始めたい、という相談です。

貸し会議室は、机や椅子を片付けてマットを敷けるか、床の材質が運動に向いているかを先に確かめましょう。運動目的での利用を認めていない施設もあります。

最初は月に数回の体験会から始めて、参加者の手応えを見てから定期クラスにするのがおすすめです。

趣味で教室に通っているけれど、インストラクターになる道は?

今は趣味で単発のヨガ教室に通っていて、インストラクターになるにはどんな道があるのか、という相談です。

道は大きく2つあります。養成講座で学んでから教える場を探す道と、研修のあるスタジオに入って働きながら学ぶ道です。

自分の教室を持ちたいなら、学んだあとにスタジオなどで教える経験を積み、それから教室を開く順番が安心です。

近くに教室がないので、通信講座を考えている

近くにヨガ教室やスクールがないため、通信講座でインストラクターの資格を取ろうか迷っている、という相談です。

通信講座は自宅で基礎を学ぶ入口になります。ただ、人に教える練習の機会が少なくなりがちなので、オンラインのライブ授業がある講座も含めて比べてみてください。

教室を開く前に、知人に教えてみるなど、教える練習の場を自分で作っておくと安心です。

どの相談にも共通するのは、いきなり大きく始めず、小さく試してから広げることです。

相談のタイプまずやること
貸し会議室で始めたい運動目的の利用と床の状態を確かめる
趣味からインストラクターへ学ぶ道と働きながら学ぶ道を比べる
近くにスクールがないライブ授業のある講座も含めて比べる
教室を開くまでの5ステップを、テーマ決めから定期クラスまで順番に示した図解

関連して、教室を軸にした働き方はフリーランスのヨガインストラクターになるにはでも紹介しています。

よくある質問

ヨガ教室を開くのに資格は必要ですか?

国家資格はなく、教室を開くのに必須の資格もありません。ただ、参加者の安全を守るために、基礎のポーズや体の仕組み、安全面の配慮は学んでおきたいところです。

自宅でヨガ教室を開いてもいいですか?

開いている人もいます。家族の理解や、住まいのルール、集合住宅なら音や足音への配慮を確かめてから始めましょう。

公民館でヨガ教室を開けますか?

施設によって、営利目的の利用や参加費の集め方のルールが違います。予約の前に窓口で確かめましょう。

教室とスタジオの仕事を両方続けてもいいですか?

両方続ける人もいます。スタジオで教える経験は、自分の教室の内容づくりにも役立ちます。業務委託の契約によっては決まりがある場合もあるので、契約の内容を確かめておきましょう。

最初は何人くらいから始めればいいですか?

決まりはありませんが、知人や近所の人を招いた少人数の体験会から始める人が多いです。手応えを見ながら定期クラスにしていきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 教室を開く時は、まず自宅、レンタルスペース、公民館等、オンラインのどこで開くかを決める
  • 4つの形は、準備、集客、安全面の気配りがそれぞれ違う
  • テーマを決め、体験会で手応えを確かめてから定期クラスにする
  • 予約とキャンセルのルール、出費の記録は最初に決めておく
  • 参加者の体調への配慮と、医療の判断をしない線引きを守る
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

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