英語でヨガを教えるには|外国人向けレッスンの準備と言い回し

英語でヨガのレッスンを教えるための準備と言い回しを解説する記事のアイキャッチ

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外国人の参加者がクラスに来るようになった。旅行者向けにヨガのレッスンを開いてみたい。でも、英語で教えるなんて自分にできるのか、と不安になりますよね。

結論から言うと、ヨガの英語レッスンに必要なのは、流ちょうな英会話ではありません。決まった言い回しとポーズ名、安全確認の言葉を準備しておけば、レッスンは進められます。

この記事では、英語でヨガを教える準備を4つに分けて、そのまま使える言い回しと練習のしかたをお伝えします。

目次

英語でヨガを教えるのは難しい?

先に結論

ヨガのレッスンで使う英語は、同じ言い回しのくり返しが中心です。準備する範囲が決まっているので、日常会話よりも取り組みやすい分野と言えます。

『英語が得意じゃないから、外国人向けのレッスンは無理かも…』と思う方も多いはずです。

実は、ヨガのクラスで使う英語は、動きの指示と呼吸の言葉がほとんどなんです。「吸って」「吐いて」「右足を前へ」のような短い文を、何度もくり返し使います。

レッスンで話す内容英語の難しさの目安
動きと呼吸の指示短い文のくり返しが中心で、準備しやすい
ポーズ名英語名を覚えれば、そのまま使える
安全確認決まった質問を用意しておけば対応できる
雑談や質問への返答準備しにくいので、ゆっくり聞き返してよい

ヨガインストラクターの仕事全体はヨガインストラクターとは?で紹介しています。

英語レッスンの場はどこにある?

英語でヨガを教える場面は、都市部のスタジオに来る外国人の参加者、旅行者向けの体験レッスン、オンラインでのレッスンなどが考えられます。

海外のスタジオで教えたり、海外で学んだりする道もあります。海外で資格を取る時の確認ポイントは海外でヨガ資格を取るにはで紹介しています。

英語レッスンの準備表:4つに分けて用意する

4つに分ける

英語レッスンの準備は「基本の言い回し」「ポーズ名」「安全確認」「予約対応」の4つに分けると、抜けがなくなります。全部を一度に覚えるより、1つずつ固めていくのがおすすめです。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

『何から準備すればいいか分からない』という方は、この4つの順に用意してみてください。レッスンの流れにそのまま沿っています。

英語のヨガレッスンの準備を基本の言い回し・ポーズ名・安全確認・予約対応の4つに分けた準備表の図解
準備する分野用意するものいつ使うか
基本の言い回し呼吸・方向・体の部位の英語レッスンの最初から最後まで
ポーズ名よく教えるポーズの英語名ポーズに入る時
安全確認体調やケガをたずねる質問レッスンの前と途中
予約対応予約・持ち物・集合場所の案内文レッスンの前日まで

基本の言い回し

まずは、呼吸と方向を表す言葉から覚えましょう。この2つがあれば、多くの動きを伝えられます。

日本語英語の言い回し
吸いながらInhale
吐きながらExhale
両手を上へRaise your arms up
右足を一歩前へStep your right foot forward
膝を曲げますBend your knees
ゆっくり戻りますSlowly come back
楽な姿勢で休みますRest in a comfortable position

「Inhale, raise your arms up.」のように、呼吸を先に言ってから動きを続けると、日本語の声かけと同じ順番で伝えられます。声かけの順番の考え方はヨガインストラクターの声かけのコツでまとめています。

ポーズ名

ポーズ名は、英語名を覚えておけば多くの参加者に伝わります。元の言葉の名前を知っている参加者もいるので、両方言えると安心です。

日本語でよく使う名前英語名
山のポーズMountain Pose
下を向く犬のポーズDownward-Facing Dog
子どものポーズChild’s Pose
戦士のポーズWarrior Pose
木のポーズTree Pose
猫のポーズCat Pose
休息のポーズCorpse Pose(Savasana)

安全確認

安全確認の言葉は、いちばん大事な準備です。レッスンの前に、体調やケガがないかをたずねます。

場面英語の言い回し
体調をたずねるDo you have any injuries or areas I should know about?
無理をしないよう伝えるPlease don’t push yourself.
休んでいいと伝えるYou can rest in Child’s Pose at any time.
痛みがあれば止めるIf you feel any pain, please come out of the pose.
妊娠中・持病の確認If you are pregnant or have a medical condition, please check with your doctor before class.

妊娠中の方や持病がある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう案内します。インストラクターは医療の判断をしない、という姿勢は英語レッスンでも同じです。

予約対応

予約対応は、文章で準備できるので、いちばん落ち着いて用意できる部分です。

予約の案内文に入れておくこと
  • 日時と集合場所(地図のリンクなど)
  • 持ち物(マット・タオル・飲み物など)
  • 服装の目安(動きやすく、ゆったりした服)
  • 体調やケガがあれば事前に知らせてほしいこと
  • キャンセルの連絡方法

案内文は、翻訳ツールで下書きを作り、英語に詳しい人に一度見てもらうと安心です。

そのまま使えるレッスンの流れと英語

先に結論

レッスンの流れに沿って、使う英語を並べておくと、本番で迷いにくくなります。台本を作って声に出して練習するのが近道です。

『準備した言葉を、本番でちゃんと思い出せるかな…』と心配になりますよね。流れに沿って並べておけば、次に何を言うかが自然と浮かぶようになります。

レッスンの流れ英語の例
あいさつWelcome. Thank you for joining today’s class.
体調確認Do you have any injuries or areas I should know about?
導入の呼吸Close your eyes and take a deep breath.
ウォームアップSlowly roll your shoulders back.
メインのポーズInhale, step your right foot forward.
休息のポーズLie on your back and relax your whole body.
終わりのあいさつThank you. Take your time to get up slowly.

聞き取れなかった時の言い回し

参加者から質問された時、聞き取れないこともあります。そんな時は、聞き返す言葉を用意しておけば大丈夫です。

例えば、こんなやりとりができれば十分です。

「Could you say that again, please?」(もう一度言っていただけますか?)
「Sure. Is it okay to rest during the class?」(はい。クラスの途中で休んでもいいですか?)
「Of course. You can rest at any time.」(もちろんです。いつでも休んでください)

よくある失敗

英語を間違えないことに気を取られて、参加者の様子を見る余裕がなくなること。言葉が少し違っても、見本と身ぶりで伝わることは多いです。言葉より、参加者の表情と呼吸を見ることを優先しましょう。

英語に自信がない時の練習のしかた

先に結論

練習は「台本を作る」「録音して聞く」「通しで声に出す」の3つで十分です。完璧な発音より、ゆっくりはっきり話すことを目指しましょう。

『発音が悪いと、伝わらないのでは?』と不安な方もいますよね。ただ、ヨガのクラスでは、ゆっくり区切って話す方がずっと大切なんです。

英語レッスンの練習手順
  1. よく教えるクラスの流れを、日本語で書き出す
  2. 各指示を、短い英語の文に置き換える
  3. 英語に詳しい人や翻訳ツールで、意味が通じるか確かめる
  4. 台本を読みながら、自分で動いて録音する
  5. 録音を聞きながら動き、言葉が足りない所を直す
英語のヨガレッスンに向けて台本を作り録音して通しで練習する5つの手順を示した図解

例えば、平日は1日10分ほど1つのポーズの英語を練習し、週末に通しで声に出す、という形でも続けやすくなります。

日本語の声かけを英語にする時のつまずき

日本語の声かけをそのまま英語に直そうとすると、文が長くなりがちです。よくあるつまずきと、直し方を並べてみました。

つまずき直し方
日本語の長い説明を全部訳そうとする動きの指示だけを短い英語にする
「〜してください」を毎回 please で始める動きの言葉から始め、please は時々にする
体の部位の英語が出てこないよく使う部位(手・足・膝・肩・背中)だけ先に覚える
左右を言い間違える台本に right と left を大きく書いておく

『全部を英語で説明しないといけない』と思うと、言葉が出てこなくなりますよね。実は、短い指示と見本の組み合わせで、十分に伝わるんです。

英語でのオンラインレッスンも選択肢の1つです。配信レッスンの始め方はオンラインヨガインストラクターとして働くで紹介しています。

自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。英語の前に、まず日本語で教える土台を固めたい方は、全米ヨガアライアンスの認定校で体系的に学ぶ方法もあります。

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ヨガの英語でよくある相談

先に結論

よく見かけるのは「ヨガのレッスンを英語で何と言うか」「レッスンの予定を英語で伝えたい」といった、身近な言い回しの相談です。

Yahoo!知恵袋などに寄せられている、ヨガと英語に関する相談をまとめました。

相談1:「ヨガのレッスン」は英語で何と言う?

料理やダンスと同じように、ヨガのレッスンを英語でどう言えばいいか、という相談です。

ヨガの場合は「yoga class」と言うことが多いです。「yoga lesson」でも意味は通じますが、スタジオのクラス案内では「class」がよく使われます。

相談2:「今日は夕方からヨガのレッスンをする予定です」を英語で

教える側として、レッスンの予定を英語で伝えたい、という相談です。

例えば「I’m teaching a yoga class this evening.」と言えば、教える予定であることが伝わります。受ける側なら「I’m going to a yoga class this evening.」です。

相談3:「明日の午前中のレッスンに参加したい」を英語で

予約の場面で、参加したいことを伝えたい、という相談です。

参加者からは「I’d like to join tomorrow morning’s class.」のように連絡が来ることがあります。教える側は、こうした予約の言い回しを知っておくと、返信がしやすくなりますね。

返信の例

「Thank you for your booking. Please arrive ten minutes early.」(ご予約ありがとうございます。10分前にお越しください)のような定型文を作っておくと、毎回の返信が楽になります。

よくある質問

英語でヨガを教えるのに、英語の資格は必要ですか?

英語の資格が決まりとして求められているわけではありません。ただ、勤め先によっては英語力の目安を求められることもあるので、求人の条件を確かめておきましょう。

ポーズ名は、英語と元の言葉のどちらで言えばいいですか?

参加者に合わせて選びます。英語名を中心に、元の言葉の名前を知っている参加者がいれば添える、という形が伝わりやすいです。

英語と日本語が混ざったクラスでは、どう話せばいいですか?

動きの指示は英語と日本語を短く続けて言い、見本を多めに見せるのがおすすめです。どちらの参加者も、見本と呼吸のタイミングで動きを合わせやすくなります。

英語のレッスンでも、フリーランスで教えられますか?

はい、自主開催や出張レッスンの形で教える道もあります。独立前の確認ポイントはフリーランスのヨガインストラクターになるにはで紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • ヨガの英語レッスンは、決まった言い回しのくり返しが中心
  • 準備は「基本の言い回し・ポーズ名・安全確認・予約対応」の4つに分ける
  • 呼吸を先に言ってから動きを続けると、伝わりやすい
  • 安全確認の言葉と、医師に相談してもらう案内は前もって用意しておく
  • 台本を作り、録音して通しで練習すると本番で迷いにくい

英語のレッスンは、準備した分だけ落ち着いて教えられるようになります。よく教えるポーズから、少しずつ英語の台本を作ってみてくださいね。

ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

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