人気・有名なヨガインストラクターになるには|指名される講師の共通点

人気のヨガインストラクターに共通する、指名される理由を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がヨガ資格の認定団体や養成講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にヨガ資格講座への案内(広告)を含みます。

人気のヨガインストラクターのクラスは、いつも予約が埋まっている。自分もあんなふうに指名される講師になりたい、と思ったことはありませんか。

結論から言うと、指名される講師には共通点があります。そしてその多くは、才能より「毎回のレッスンで何をしているか」で決まるんです。

この記事では、指名される理由を3つに分け、今日からできる行動に落として紹介します。実在の講師の名前は出さず、今日からまねしやすい形でまとめました。

目次

人気・有名なヨガインストラクターってどんな人?

先に結論

人気のある講師とは、「この人のクラスにまた来たい」と思う参加者が多い人のことです。有名になるのは、その積み重ねの先にあります。

『有名なヨガインストラクターって、やっぱり特別な人なんでしょう?』と感じる方も多いはずです。

確かに、SNSや雑誌で名前を見かけるカリスマのような講師もいます。ただ、どの講師も最初は、目の前の参加者に教えるところから始めています。

「人気」「有名」「カリスマ」は似た言葉ですが、意味は少しずつ違います。この記事では、次のように考えます。

言葉この記事での意味目安になること
人気クラスに参加者が集まり、また来てくれる同じ参加者が何度も予約してくれる
有名担当するスタジオの外にも名前が知られている発信や紹介を通じて、初めての人が名前で探してくれる
カリスマ強い印象と信頼を持たれている「この人に習いたい」と遠くからでも来てくれる

ここで大事なのは、順番です。まず人気があり、その先に有名、さらにその先にカリスマと呼ばれる講師がいる、と考えてみてください。

いきなり有名を目指すより、目の前のクラスで人気を作る方が近道なんです。

指名される理由は「声かけ・配慮・発信」の3つ

先に結論

指名される講師に共通するのは、「分かりやすい声かけ」「安心できる配慮」「自分の発信」の3つです。どれも、今日から少しずつ練習できます。

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。

人気の講師のクラスを受けてみると、「なんだか分かりやすい」「なんだか安心できる」と感じることがありますよね。その「なんだか」の中身を、行動に分けて並べてみました。

指名される理由参加者が感じること今日からできる行動
分かりやすい声かけ「迷わずに動ける」一つの指示に一つの動きを乗せて話す
分かりやすい声かけ「体のどこを意識すればいいか分かる」「どこを伸ばしているか」を一言添える
安心できる配慮「無理をしなくていいと思える」楽な取り方と休む選択肢を毎回伝える
安心できる配慮「自分を見てくれている」始まる前に体調を一言たずねる
自分の発信「どんなクラスか事前に分かる」クラスの流れや狙いを短く紹介する
自分の発信「この人の考え方が好き」声かけの工夫や準備の様子を伝える
指名される理由を声かけ・配慮・発信の3つに分け、今日からできる行動を並べた図解

分かりやすい声かけ

人気の講師の声かけは、短くて、動きの順番どおりに並んでいます。

例えば「右足を一歩前に。息を吸って両手を上へ。吐きながら、ゆっくり前に倒れましょう」のように、一つの指示に一つの動きだけを乗せます。

さらに「太ももの裏が伸びているのを感じてみましょう」と、どこを意識すればいいかを一言添えると、参加者は自分の体に集中できます。

『つい説明が長くなってしまう』という方は、まず自分の声かけを録音して聞き返してみてください。言葉の多さに驚くことも。

長くなりがちな言い方と、短く直した言い方を比べてみました。

長くなりがちな言い方短く直した言い方
「それでは次に、右足を前に出していただいて、そのまま両手を上に上げていきましょうか」「右足を前へ。息を吸って、両手を上へ」
「無理のない範囲で、できる方はできるところまでで大丈夫なので」「楽なところで止めて大丈夫です」
「背中が丸くならないように気をつけながら、伸ばしていく感じで」「頭のてっぺんを遠くへ。背中を長く」

言葉を削ると冷たくなるのでは、と心配する方もいますよね。実は、短い言葉の方が参加者は動きに集中でき、かえって落ち着いて受けられるんです。

声かけのコツは伝わる声かけ(インストラクション)のコツで詳しく紹介しています。

安心できる配慮

参加者が「また来たい」と思う理由の多くは、安心感です。

体が硬い人や初めての人は、『ついていけなかったらどうしよう』と不安を抱えて参加しています。

そこで「きつい方は膝をついたままで大丈夫です」「呼吸が苦しくなったら、いつでも休みましょう」と、楽な取り方と休む選択肢を毎回伝えます。

これだけで、参加者は「無理をしなくていいんだ」と思えるんです。

レッスン中は、参加者の表情や呼吸の様子にも目を配ってみてください。息を止めて力んでいる人がいたら、名指しせずに「呼吸は止めずに、ゆっくり続けましょう」と全体に声をかけると、その人も気づきやすくなります。

部屋の温度や音楽の音量など、参加者が言い出しにくいことに先に気づけるのも、人気の講師に共通する点です。

レッスンが始まる前には、「今日、体で気になるところはありますか」と一言たずねてみてください。体調を気にかけてもらえると、参加者は自分を見てくれていると感じます。

妊娠中の方や持病、ケガのある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう伝えます。インストラクターは医療の判断をしない、という線引きも安心感の一部です。

自分の発信

フリーランスで教える講師や、自分のクラスに人を集めたい講師にとっては、発信も大切な要素です。

ただ、発信といっても、特別なことをする必要はありません。「どんな人に向けたクラスか」「当日はどんな流れか」を短く伝えるだけでも、初めての人は参加しやすくなります。

例えば「仕事帰りに、座りっぱなしの体をゆるめる45分です。体が硬い方も大歓迎です」と書かれていると、参加するイメージが湧きますよね。

発信する内容の例
  • クラスの対象(初めての人、体が硬い人、仕事帰りの人など)
  • 当日のおおまかな流れと時間
  • 持ち物や服装、参加前に知っておきたいこと
  • 声かけや準備で工夫していること
  • 次回のクラスの日時と予約の方法

集客の続け方はヨガインストラクターの集客でまとめています。

今日からできる、指名を増やす練習

先に結論

指名を増やす練習は、「受ける」「記録する」「試す」「聞く」の繰り返しです。1回のレッスンごとに一つだけ改善すれば十分です。

『3つの理由は分かったけれど、何から始めればいいの?』と思いますよね。

結論から言うと、一度に全部を変える必要はありません。毎回のレッスンで一つだけ試してみる、くらいがちょうどいいんです。

指名を増やす練習の流れ
  1. 人気のクラスを受ける側として参加し、分かりやすかった声かけをメモする
  2. 自分のレッスンを録音し、長すぎる説明や聞き取りにくい言葉を探す
  3. 次のレッスンで直すところを一つだけ決めて、試してみる
  4. 終わったあとに「分かりにくかったところはありましたか」と参加者に聞く
  5. 気づいたことをノートに残し、次の一つを決める

例えば1番目のメモは、「最初に呼吸、次に首と肩、立ちポーズ、最後は寝て休む」のような流れだけでも十分です。

指名を増やすための練習を5つの手順で示した図解

何回か集めると、人気のクラスには組み立ての型があることが見えてきます。レッスンの組み立て方はヨガレッスンの組み立て方で紹介しています。

レッスン後の振り返りチェック
  • 始まる前に、参加者の体調をたずねたか
  • 一つの指示に一つの動きを乗せて話せたか
  • 楽な取り方と休む選択肢を伝えたか
  • 参加者の表情や呼吸の様子を見ていたか
  • 終わったあとに、参加者の声を聞いたか

参加者の名前を覚えるところから

少人数のクラスなら、参加者の名前を覚えるのもおすすめです。

「〇〇さん、今日もありがとうございます」と名前で声をかけられると、参加者は自分を覚えていてくれたと感じます。

覚えるのが苦手な方は、レッスン後に名前と「前回は腰を気にしていた」などのメモを残しておくと、次の回で「その後いかがですか」と自然に声をかけられます。

初めての参加者には、最初の5分を丁寧に

人気の講師は、初めての参加者への対応がとても丁寧です。

初めて来た人は、『場違いじゃないかな』『周りについていけるかな』と緊張しているもの。最初の5分で安心してもらえるかどうかで、次も来てくれるかが変わります。

例えば、レッスン前にこんな一言をかけてみてください。

「初めてですか?ようこそ。きつい時はいつでも休んで大丈夫なので、気楽に受けてくださいね」

マットの位置を講師から見やすい場所に案内したり、終わったあとに「いかがでしたか」と声をかけたりするのも、小さいけれど大切な配慮です。

補足

参加者のメモには体のことが含まれることもあるので、人に見せない場所に保管しておきましょう。スタジオで働く場合は、そのスタジオの決まりに従って扱います。

有名な講師を目指す時に気をつけたいこと

先に結論

有名になることを急ぐと、見た目やフォロワーの数ばかりを追ってしまいがちです。指名の土台は、毎回のレッスンの分かりやすさと安心感だと覚えておきましょう。

有名な女性のヨガインストラクターや、雑誌に出るような講師に憧れる方もいますよね。

その気持ちはとても自然です。ただ、まねするなら表に見えている部分より、クラスの中でしていることに目を向けてみてください。

よくある失敗

SNSで目立つことを優先して、ポーズの写真や見た目の発信ばかりになってしまうこと。参加者が知りたいのは、そのクラスに行くと自分がどんな時間を過ごせるかです。

目指し方起きやすいこと見直し方
見た目の発信を中心にするクラスの中身が伝わらないクラスの流れや狙いを一緒に伝える
難しいポーズを見せる初心者が「自分には無理」と感じる楽な取り方もあわせて紹介する
本数を急に増やす一つひとつの準備が薄くなる準備できる本数に絞る
人気の講師の流れをそのまま使う自分の言葉にならない流れの考え方だけ学び、言葉は自分で作る

自分らしさは「得意な場面」から見つける

『人気の講師のまねではなく、自分らしさを出したい』と思う方も多いはずです。

自分らしさは、無理に作るものではありません。これまでの経験や好きなことから、得意な場面を一つ選ぶところから始めてみてください。

例えば、デスクワークの経験がある方なら「座りっぱなしの人向けのクラス」、子育ての経験がある方なら「親子で参加できるクラス」のように、経験がそのままクラスの色になります。

見た目の印象について気になる方は、姿勢や表情、身だしなみの習慣を整える方法を美人と言われるヨガインストラクターの共通点でまとめています。

参加者の写真を使う時は

クラスの様子を発信したい時は、参加者の写真を載せる前に本人の了解を取っておきましょう。

スタジオで働く場合は、写真や動画の撮影、SNSへの投稿についてスタジオの決まりがあることも多いです。先に確かめておくと安心です。

教える力の土台を、学びで固める

先に結論

人気の講師ほど、学び続けています。基本の学びで土台を作り、その上に専門分野を重ねていくと、教えられるクラスの幅が広がります。

専門分野としては、マタニティ、シニア、キッズ、瞑想や呼吸法など、さまざまな学びがあります。自分が教えたい参加者に合わせて選んでみてください。

『声かけや配慮の大切さは分かったけれど、そもそも体系的に学んだことがない』という方もいるはずです。

よく目安にされるのが、全米ヨガアライアンスのRYT200です。Yoga Allianceに登録されたスクールで200時間のトレーニングを修了すると申請できる、民間の登録制度です。

さらに経験を積むと、500時間の学びを修了したRYT500や、2年以上かつ1,000時間以上の指導経験を条件とするE-RYT200といった上位の登録もあります。

段階内容意味
RYT200登録スクールで200時間のトレーニングを修了教える基礎を体系的に学んだことを示す
RYT500500時間の学びを修了し、100時間以上の指導経験学びを深めたことを示す
E-RYT200RYT200の後、2年以上かつ1,000時間以上指導指導経験を積んだことを示す

RYTとして登録したあとは、登録日から3年ごとに75時間の継続教育が必要です。学び続けることが、制度の中にも組み込まれているんです。

上位資格の詳しい条件はRYT500・E-RYTとはで紹介しています。

ただ、自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。全米ヨガアライアンスの認定校で、体系的に学ぶ方法もあります。

OMYOGA RYT200オンライン(PR)

自宅からRYT200を目指すなら

OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。

無料RYT200オンラインの無料説明会を見る

料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。

人気・有名な講師を目指す人によくある相談

この章で答えること

知恵袋などで閲覧の多い相談から、人気や有名な講師に関わるものを3つ選び、要点をまとめて答えます。

有名な先生は東京に集まっている?地方では難しい?

ヨガや瞑想の有名な先生は東京に多いように見えるけれど、地方にはいないのか、という相談です。

確かに、名前がよく知られている講師は、大きな都市で教えていることが多いかもしれません。ただ、地域で長く人気を集めている講師もいます。

地方で教える場合は、地域のつながりを大切にしつつ、オンラインのクラスを組み合わせると、遠方の人にもクラスを届けられます。自分の住む場所で人気の講師を目指す、という考え方で十分なんです。

地域で人気を集めるには、公民館や地域のサークル、近所のフィットネスクラブなど、身近な場で教える回数を重ねていくのが近道です。参加者が家族や友人を連れてきてくれるようになれば、名前は少しずつ広がっていきます。

人気講師の授業内容をまねするのはよくあること?

ほかの講師のクラスとそっくりな内容のレッスンを受けた、まねはよくあることなのか、という相談です。

ヨガのポーズや基本の流れには共通する型があるので、似た構成になること自体は珍しくありません。

ただ、ほかの講師の流れや言い回しをそのまま使うのは、相手に失礼になることも。参考にするなら「なぜその順番なのか」という考え方を学び、言葉は自分で作るようにしましょう。

例えば「最初に立ちポーズで体を温めてから、座るポーズに移っている」と気づいたら、その理由を自分なりに考えてみてください。理由が分かれば、自分の参加者に合わせた流れを組み立てられるようになります。

ポーズを自己流にアレンジしてもいい?

基本のポーズを、インストラクターが自己流でアレンジしてもいいのか、という相談です。

参加者の体に合わせて、楽な取り方や道具を使った取り方を案内するのは、教える側の大切な工夫です。

一方で、体の仕組みを知らないまま形を変えると、参加者に無理な負担がかかることも。アレンジする時は、どこを伸ばし、どこを支えているのかを説明できる範囲にとどめておきましょう。解剖学の学び方はヨガインストラクターに解剖学は必要?で紹介しています。

相談答えの要点
有名な先生は東京だけ?地域で人気を集める講師もいる。オンラインも組み合わせられる
授業内容のまねは?考え方を学び、言葉と流れは自分で作る
ポーズのアレンジは?体の仕組みを説明できる範囲で、参加者に合わせて工夫する

よくある質問

人気のヨガインストラクターになるには、資格が必要ですか?

ヨガインストラクターには国家資格がなく、名乗るのに必須の資格もありません。ただ、体系的に学んだことを示す目安として、RYT200などの民間資格を取る講師は多いです。

有名なヨガインストラクターになるには、SNSは欠かせませんか?

SNSは方法の一つです。地域のつながりや参加者からの紹介で人気を集める講師もいます。まずは目の前のクラスで、また来たいと思われることを大切にしましょう。

カリスマと呼ばれる講師と、普通の講師の違いは何ですか?

強い印象と信頼を持たれているかどうかです。その信頼は、分かりやすい声かけと安心できる配慮を積み重ねた結果として生まれることが多いです。

人気講師のクラスを受けて学ぶのはよいことですか?

よい学びになります。分かりやすかった声かけや流れの考え方をメモし、自分の言葉に置き換えて使ってみてください。

フリーランスとして自分のクラスを持ちたい方は、フリーランスのヨガインストラクターになるにはも参考にしてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 人気は「また来たい」と思う参加者の多さ。有名はその積み重ねの先にある
  • 指名される理由は、分かりやすい声かけ、安心できる配慮、自分の発信の3つ
  • 練習は、受ける、記録する、試す、聞くの繰り返し。1回に一つだけ直す
  • 見た目やフォロワー数より、クラスの中身を伝える発信を
  • 学び続けることで、教えられるクラスの幅が広がる
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

ヨガインストラクターの仕事内容やなり方、RYT200などの資格の選び方、スタジオ・フリーランス・オンラインの働き方、レッスンの組み立て方までを整理しているヨガインストラクターの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次