キッズヨガインストラクターになるには|親子・ベビーのクラスと教え方

キッズ・親子ヨガインストラクターになる方法と子どもに教えるコツを紹介する記事のアイキャッチ

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子どもと一緒にヨガを楽しめる先生になりたい。子育ての経験を活かして、親子のクラスを開いてみたい。そんな思いでキッズヨガインストラクターを調べている方もいますよね。

結論から言うと、キッズヨガインストラクターになるには、ヨガの基礎を学んだうえで、子ども向けの教え方を身につけるのが近道です。

この記事では、対象ごとのクラスの違い、資格の種類、子どもに伝わる教え方のコツを紹介します。

目次

キッズヨガインストラクターになるには

先に結論

キッズヨガは「ヨガの基礎」と「子どもに合わせた進め方」の両方が必要です。まずは基礎を学び、そこに子ども向けの講座や経験を重ねていく流れが一般的です。

『子どもが好きなら、すぐに教えられるのでは?』と思う方も多いはずです。

実は、子どものクラスは大人のクラスとかなり進め方が違います。集中できる時間が短く、言葉の理解も年齢でさまざまなんです。

ヨガインストラクターに国家資格はなく、名乗るのに必須の資格もありません。ただ、子どもを預かる以上、保護者は「どこで何を学んだ先生か」をよく見ています。

キッズヨガインストラクターになる流れ
  1. 自分でヨガを続け、基本のポーズと呼吸に慣れる
  2. ヨガの基礎を学ぶ(RYT200などの養成講座)
  3. 子ども向けの講座で、年齢に合わせた進め方を学ぶ
  4. 知り合いの親子などを相手に、短い練習クラスをする
  5. 地域の講座や自主開催の小さなクラスから始める

ヨガインストラクターの仕事の全体像は、ヨガインストラクターとはでまとめています。

ママ・パパの子育て経験は強みになる

子育て中のママがヨガインストラクターを目指すのは、とても自然な流れです。

「この時期の子はじっとしていられない」「お昼寝の時間がある」といった感覚は、クラスを組む時にそのまま役立ちます。

ママヨガインストラクターとして、ママ向けのクラスから始める人もいます。子どもを連れて参加できるクラスは、同じ立場の保護者にとって参加しやすいんです。

対象別に見るキッズ・親子ヨガのクラスの違い

先に結論

ひと口にキッズヨガと言っても、「ベビーと保護者」「未就学児」「小学生」「親子」で、クラスの長さも遊びの入れ方も変わります。教えたい対象を先に決めると、学ぶことがはっきりします。

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。

『どの年齢を教えればいいか迷う』という方は、次の表で自分が向き合いたい相手を考えてみてください。

対象クラスの長さの目安遊びの要素安全面の配慮
ベビーと保護者30〜45分歌やふれあいを中心に赤ちゃんの機嫌・授乳の時間に合わせる
未就学児20〜30分動物のまねやお話仕立て走り回らないよう広さと動線を確保する
小学生30〜45分ゲームやバランスの挑戦無理に体を曲げさせない
親子30〜45分二人で組むポーズ体格差に合わせた組み方にする
キッズ・親子ヨガのクラスを対象ごとに、長さ・遊び・安全面の配慮で比べた図解

ベビーヨガインストラクターは保護者に向けて話す

ベビーヨガのクラスで実際に体を動かすのは、主に保護者です。赤ちゃんとのふれあいを楽しむ時間なんですね。

だからこそ、声かけは保護者に向けて行います。「赤ちゃんがぐずったら、いつでも抱っこして休んでくださいね」と最初に伝えると、保護者は肩の力が抜けます。

未就学児は「お話」の中で動く

未就学児のクラスでは、ポーズの名前を覚えるより、物語の中で動くのが楽しいものです。

たとえばこんな声かけです。

「森に大きな木が生えてきたよ。両手を空に伸ばして、ゆらゆら揺れてみよう」
「次は猫さんになって、背中をまあるくしてみようか」

小学生は「挑戦」と「できた」を作る

小学生になると、少しむずかしいことに挑戦するのが楽しくなります。

片足で立つバランスのポーズを、何秒続けられるか試してみるのも一つの方法です。ただし、友だちと比べすぎないよう、「昨日の自分」と比べる声かけにしましょう。

親子ヨガインストラクターは「二人の時間」を作る

親子ヨガでは、親子で手をつないだり、背中を合わせたりするポーズを取り入れます。

うまくできることより、二人で笑い合える時間を作ることが大切です。親子の体格差があるので、保護者が子どもに合わせる形にしておくと安心です。

キッズヨガの資格の種類と選び方

先に結論

子ども向けの資格には、全米ヨガアライアンスのRCYTや、国内の協会のキッズヨガの資格などがあります。どれも民間の資格で、前提の条件や学ぶ形が違います。

主な資格の形を並べてみました。

資格の形内容前提になる条件
RCYT(全米ヨガアライアンス)キッズヨガの専門分野の登録RYTを先に取得していること
国内の協会の資格協会ごとの認定(例:IHTAのキッズヨガインストラクター)協会の指定校などで学ぶ
ベビー向けの民間講座ベビーヨガやふれあい遊びの講座講座ごとに違う

RCYTはRYTの取得が前提なので、まずはRYT200などで基礎を学ぶ順番になります。資格全体の違いはヨガインストラクターの資格の種類で紹介しています。

講座を選ぶ前に確かめること
  • 教えたい年齢(ベビー・未就学児・小学生)に合う内容か
  • 子ども向けの安全面の配慮を学べるか
  • 練習でクラスを担当する機会があるか
  • 通学か通信かオンラインか、子育てと両立できる形か
補足

ベビーマッサージなど、ヨガ以外の子ども向けの講座と一緒に学ぶ人もいます。資格の名前が似ていても中身は講座ごとに違うので、学ぶ時間と内容を説明会で確かめておきましょう。

子どもに伝わる教え方のコツ

先に結論

子どもに教える時は「短く・楽しく・ほめる」が基本です。正しい形を求めるより、体を動かすのが楽しいと感じてもらうことを大切にしましょう。

『大人のクラスと同じように説明しても、子どもが聞いてくれない』という悩みはよくありますよね。

子どもは、長い説明より、見てまねすることの方が得意です。言葉は短くして、先生がまず動いて見せるのがコツなんです。

子どもに伝わる言い方
  • 「背中をまあるくしてみよう」
  • 「上手にバランスがとれたね」
  • 「どんな動物になってみたい?」
子どもに伝わりにくい言い方
  • 「背骨を一つずつ丸めていきます」
  • 「もっとまっすぐにしてください」
  • 「先生の言う通りに動いてください」

ほめ方は「形」より「やってみたこと」

子どもをほめる時は、ポーズの形より、やってみたことを言葉にしましょう。

「最後まで目をつぶっていられたね」「さっきより長く立っていられたね」と伝えると、子どもは次もやってみたくなります。

参加をいやがる子がいても、無理に輪に入れなくて大丈夫です。「見ているだけでもいいよ」と声をかけておくと、途中から自分で動き出すこともありますよ。

よくある失敗

子どもの体はやわらかく見えても、無理に曲げたり押したりするのは控えましょう。アジャストで体に触れる時は、保護者の前で、子どもに声をかけてから軽く触れる程度にします。

体調が気になる子や、通院中の子がいる時は、インストラクターが判断せず、保護者からかかりつけの医師に相談してもらうよう伝えておきます。

子どもに伝わる声かけと、控えたい言い方を並べた図解

キッズヨガを教える場所と、基礎を学ぶ方法

先に結論

キッズヨガの教える場所は、地域の講座や児童館、自主開催の親子クラス、スタジオの子ども向けクラスなどです。少人数のクラスから始めると、子ども一人ひとりに目を配れます。

自宅やレンタルスペースで親子クラスを始める方法は、ヨガ教室を開くにはで紹介しています。

マタニティや産後のクラスと組み合わせたい方は、マタニティヨガインストラクターになるにはも参考にしてみてください。

子どものクラスを開く前の準備

子どもを預かるクラスでは、大人のクラス以上に事前の準備が大切です。保護者が安心して申し込めるよう、次のことを決めておきましょう。

クラスを開く前の準備
  • 対象の年齢と、保護者が一緒に参加するかどうかを決める
  • 申込書で、子どもの年齢と保護者の連絡先を受け取る
  • 部屋の角や家具など、ぶつかりやすい場所を確かめる
  • 途中でトイレや休憩に抜けられる流れにしておく
  • 写真を撮る時は、事前に保護者の了承をとる

特に写真の扱いは、SNSで発信する時に気をつけたいところです。子どもの顔が写る写真は載せない、と決めておくと迷いません。

1回目のクラスは短めに

初めてのクラスは、予定より短めに組んでおくのがおすすめです。子どもの集中が切れる前に終わると、「また来たい」と思ってもらいやすいんです。

終わったあとに、保護者に「今日はどんな様子でしたか」と一言たずねてみてください。次のクラスの組み方のヒントがもらえます。

『子どもに教えたいけれど、ヨガの基礎に自信がない』と感じますよね。子ども向けのクラスでも、呼吸やポーズの基本、安全面の考え方は大人と同じ土台の上にあります。

ただ、自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。全米ヨガアライアンスの認定校で、体系的に学ぶ方法もあります。

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キッズ・ベビーヨガについてよくある相談

この章で答えること

知恵袋などで閲覧の多い相談から、キッズヨガやベビーヨガの資格を考えている人の悩みを3つ選び、要点をまとめて答えます。

通信講座のベビーヨガの資格を取るか迷っている

クーポンサイトなどで見つけたベビーヨガの通信講座を受けようか迷っている、という相談です。

迷った時は、「修了したあと、どこで教えたいか」から考えてみてください。通信講座は自宅で基礎を学ぶ入口として役立ちますが、人前で教える練習の機会は講座によって違います。

申し込む前に、学ぶ内容と練習の機会、修了後の相談窓口を確かめておきましょう。

通信教育とスクーリング、どちらがいい?

ベビーヨガの資格を、通信で学ぶか、教室に通って学ぶかで迷っている、という相談です。

赤ちゃんとのふれあいや教え方は、実際に見てまねできる場があると身につきやすいものです。一方で、通信は自分のペースで学べます。

通信で基礎を学び、そのあと練習会や見学で実際のクラスに触れる、という組み合わせもありますよ。

小さな子どもがいて、教室に通うのがむずかしい

子どもがまだ小さく、毎日教室に何時間も通うのはむずかしい、という相談です。

その場合は、オンラインのライブ講義と録画の動画を組み合わせた講座や、通信講座を選ぶ方法があります。子どものお昼寝の時間に動画で学ぶ、という進め方もできますね。

相談答えの要点
通信講座で取るか迷う修了後にどこで教えたいかから考える
通信かスクーリングか実際のクラスに触れる機会を組み合わせる
通うのがむずかしいオンラインや録画で学べる講座を選ぶ

よくある質問

キッズヨガインストラクターに資格は必要ですか?

名乗るのに必須の資格はありません。ただ、保護者は先生がどこで何を学んだかをよく見ているので、学んだ内容を説明できるようにしておくと安心です。

子育て中のママでもヨガインストラクターを目指せますか?

目指せます。オンラインや録画で学べる講座を選んだり、ママ向け・親子向けのクラスから始めたりする方法があります。

ベビーヨガと親子ヨガの違いは何ですか?

ベビーヨガは赤ちゃんと保護者のふれあいが中心で、主に保護者が体を動かします。親子ヨガは、自分で動ける年齢の子どもと保護者が一緒にポーズをとるクラスです。

子どもがクラスに集中してくれない時はどうすればいいですか?

説明を短くして、お話やゲームの中で動けるようにしてみてください。集中できる時間は年齢で違うので、クラスの長さも短めに組むのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • キッズヨガは、ヨガの基礎と子どもに合わせた進め方の両方が必要
  • ベビーと保護者・未就学児・小学生・親子で、クラスの組み方が変わる
  • RCYTや協会の資格は民間資格で、RYTの取得が前提のものもある
  • 子どもには短い言葉で、やってみたことをほめる
  • 体調が気になる時は、保護者から医師に相談してもらう
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

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