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ヨガインストラクターの資格を調べ始めると、名前の違う資格がたくさん出てきて戸惑いますよね。
『結局どれを取ればいいの?』と手が止まってしまう方も多いはずです。
結論から言うと、ヨガインストラクターの資格はどれも民間資格で、形の違う4つのタイプに分けると選びやすくなります。
この記事を読むと、資格ごとの学び方の違いと、自分の目的に合う選び方が分かります。
ヨガインストラクターの資格は必要?免許はある?
最初に、いちばん多い疑問から答えておきますね。
- ヨガインストラクターに、国家資格や免許のようなものはありません
- 名乗るのに必須の資格もありません
- RYT200や各協会の資格は、どれも民間資格です
国の資格ではないということ
厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、ヨガ指導員はスポーツインストラクターに関連する職業として挙がっています。
そこでは、就くのに特別な学歴や資格が必要というわけではない、と説明されています。
『じゃあ資格はいらないの?』と思いますよね。
ただ、入社後に施設の方針で民間資格を取ることが多い、とも案内されています。
それでも資格を取る人が多い理由
国家資格が無いからこそ、「何をどれだけ学んだか」を伝える手段として資格を取る人が多いんです。
例えばスタジオの採用で、「どんな講座で学びましたか」と聞かれた時に、学んだ内容を一言で説明しやすくなります。
| 資格を取ると | 具体的にはこんな場面 |
|---|---|
| 学んだ内容を説明しやすい | 採用の面接や、自主開催のプロフィールで書ける |
| 教える順番や安全面を学べる | ポーズの順番、無理をさせない声かけを体系的に学ぶ |
| 同じ道を目指す仲間ができる | 講座の仲間と練習会を開ける |
| 次の学びにつなげやすい | 上位資格や専門分野の資格に進める |
資格が無いと教えられないわけではないので、自分にとって必要かどうかで決めて大丈夫です。資格なしで教える場合の考え方は資格なしでもヨガインストラクターになれる?で紹介しています。
資格は4つのタイプに分けると分かりやすい
ここが大事なところです。
ヨガインストラクターの資格は名前で比べるより、「誰が認めているか」で4つのタイプに分けると違いがはっきりします。
| タイプ | 主な例 | 学び方 | 使える場面の例 | 時間の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 国際的な登録制度 | 全米ヨガアライアンスのRYT200 | 登録校で200時間のトレーニングを修了 | 国内外のスタジオで目安として知られている | 200時間(1つの学校で修了) |
| 国内の協会の認定 | IHTAのヨガインストラクター1級・2級、JYIAの段階式コース | 協会の指定校や協会のスクールで学び、検定などを受ける | 国内のスタジオや教室、段階を踏んで学びたい時 | 講座や級ごとに違う |
| 通信講座の修了と在宅受験 | キャリカレの講座とJADPの資格 | テキスト・映像講義・添削で学び、在宅で受験 | まず自宅で基礎をつかみたい時 | 自分のペースで進める |
| スタジオの社内研修 | スタジオ独自の研修や認定 | 入社後に社内で学ぶ | そのスタジオで教える時 | 会社ごとに違う |

この表は「どれが上か」を決めるためのものではありません。
学び方と使いたい場面が、自分の目的に合っているかを見るための表です。
国際的な資格と国内の資格の違い
「国際的なヨガインストラクターの資格」と言われる時、多くはRYT200を指しています。
アメリカに本部がある非営利団体が登録している制度なので、海外のスタジオでも知られている、という意味なんです。
国内の協会の資格は、日本の協会がそれぞれの基準で認定しているものです。
級や段階が分かれていて、少しずつ上を目指せる形のものが多いですね。
「国際的な資格だから日本では不利」「国内の資格だから海外では使えない」といった単純な話ではありません。働きたい場所でどの資格がよく知られているかは、求人や説明会で確かめるのが確実です。
タイプを組み合わせて学ぶ人もいる
4つのタイプは、どれかひとつを選んで終わりというわけではありません。
実は、いくつかを組み合わせて学んでいく人も多いんです。
- 通信講座で基礎の知識をつかみ、その後RYT200の講座で実技と指導法を学ぶ
- RYT200で基礎を固めてから、協会のシニアヨガやマタニティヨガの資格で専門を広げる
- スタジオに社員として入り、社内研修で学びながら資格支援制度でRYT200を目指す
例えば平日の夜しか時間が取れない場合は、まず通信講座で全体像を知ってから、週末やオンラインの講座で実技を学ぶ、という順番も考えられます。
『最初から完璧な資格を選ばないと』と身構えなくて大丈夫です。
今の生活で始めやすいところから、一歩ずつ積み上げていきましょう。
主なヨガインストラクターの資格の中身
ここからは、それぞれのタイプの代表的な資格を、公式で案内されている範囲で紹介します。
RYT200(全米ヨガアライアンス)
Yoga Alliance(全米ヨガアライアンス)は、学校をRYS、指導者をRYTとして登録しています。
登録された学校(RYS200)で200時間のティーチャートレーニングを修了すると、RYT200として申請できます。
複数のトレーニングを足し合わせて200時間にすることはできず、指導経験の条件はありません。
くわしくはRYT200とは?取り方と学ぶ内容で解説しています。
こんな人に合いやすい資格です。時間をかけて体系的に学びたい人、国内外のスタジオで知られている目安がほしい人です。
IHTA(国際ホリスティックセラピー協会)の資格
一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)には、「ヨガインストラクター1級」「ヨガインストラクター2級」の認定資格があります。
ほかにも、シニアヨガ、マタニティヨガ、キッズヨガ、リストラティブヨガなどのインストラクター資格があると案内されています。
協会の指定校で学び、検定試験に合格すると認定証が発行される形です。1級と2級の違いはIHTAのヨガインストラクター資格で紹介しています。
JYIA(日本ヨガインストラクター協会)の資格
一般社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)では、協会認定のライセンスコースが段階式になっています。
「マスターコース3級」「アドバンスコース2級」「シニアコース1級」と、段階を踏んで学ぶ形です。
最初から大きな目標を立てるより、ひとつずつ段階を上げていきたい人に合いやすい形です。
オンラインと対面を組み合わせて受講できることや、短期集中コースがあることも案内されています。
通信講座(キャリカレとJADPの資格)
キャリカレの「ヨガインストラクター養成講座」は、テキスト・映像講義・添削で学ぶ通信講座です。
修了後に、一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)の「ヨガインストラクター」資格を在宅で受験できると案内されています。
ユーキャンなどほかの通信講座もあるので、講座名や取れる資格は各公式で確認してみてください。
通信講座は、通う時間を取りにくい人や、まず全体像をつかんでから次を決めたい人の入口になります。
ただ、人を前にして教える練習は自分で場を作る必要があるので、家族や友人に生徒役を頼むなど工夫してみてください。
スタジオの社内研修
スタジオの中には、未経験から社員として入社し、社内研修で指導法を学ぶ形を案内しているところもあります。
例えばホットヨガスタジオLAVAの採用サイトでは、研修でポーズの取り方や指導方法を学ぶと案内しています。福利厚生に資格支援制度(RYT200等)があることも紹介されています。
- どの団体が認定している資格か
- 学校や指定校で学ぶのか、在宅で受験するのか
- 対面・オンライン・通信のどの形で学ぶか
- 取ったあとの更新や継続の学びはあるか
目的別に見る、ヨガインストラクターの資格の選び方
資格を選ぶ時は、「どれが一番か」ではなく「何のために取るか」から考えるのが近道です。
『教える仕事にしたいけど、今の仕事も続けたい』のように、目的と生活の両方を書き出してみてください。
| 目的 | 合いやすいタイプ | 確かめておきたいこと |
|---|---|---|
| 体系的に学んで教える仕事にしたい | 国際的な登録制度(RYT200) | 受講形式、期間、教育実習の中身 |
| 段階を踏んで少しずつ学びたい | 国内の協会の認定 | 級ごとの内容、指定校の場所 |
| まず自宅で基礎を知りたい | 通信講座 | 添削や質問の仕組み、受験の方法 |
| 特定のスタジオで働きたい | スタジオの社内研修 | 採用の条件、研修の内容 |
| マタニティやシニアに教えたい | 基礎の資格のあとに専門資格 | 専門資格の前提条件 |

学び方で選ぶ時の比べ方
同じ資格でも、学び方によって続けやすさが変わります。
- 先生に体を直接見てもらえる
- 同じ教室の仲間と練習しやすい
- 通える場所と曜日が限られる
- 仕事や家庭の予定と合わせにくいことも
オンラインの講座でも、ライブ授業と録画を組み合わせて学べるものがあります。オンラインと通学の違いはヨガインストラクター資格はオンラインで取れる?でくわしく比べています。
求人の「資格」欄はこう読む
働きたい場所が決まっているなら、求人票の資格欄を先に見ておくのが近道です。
| 求人の書き方 | 読み取れること | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 資格不問・未経験可 | 入社後の研修で学べる場合がある | 研修の内容と期間 |
| RYT200など歓迎 | 持っていると話が進みやすい | 必須か歓迎かの違い |
| 指導経験あり | 資格より教えた経験を見ている | 代行や練習会の経験も含むか |
| 専門分野の資格 | マタニティやシニアのクラス担当 | 基礎の資格が前提かどうか |
『求人に書いてある資格を取らないと応募できない』と思い込まず、必須なのか歓迎なのかを見分けてみてください。
求人の探し方はヨガインストラクターの求人の探し方で紹介しています。
講座を2つまで絞ったら
候補を2つほどに絞ったら、無料説明会で中身を聞いてみるのがおすすめです。
例えば「ライブに出られない週はどうなりますか」「卒業後に相談できる場はありますか」と聞くと、違いが見えてきます。
かかる費用の考え方はヨガインストラクター資格の費用の考え方で紹介しています。
RYT200を目指せる講座の例
Zoomのライブ講義と動画で、自宅からRYT200を目指したい人は、OMYOGAのRYT200オンラインがあります。
ライブに出られない時はアーカイブで受講でき、オンラインで修了したあと一定期間内なら対面講座を無料で再受講できる特典がある、と案内されています。
年代やテーマで講座を選びたい人、対面とオンラインから選びたい人は、ヨガジェネレーションのRYT200講座も候補になります。
50代・60代から学ぶコースや、アーユルヴェーダとヨガを両方学ぶコースなどがあり、東京と大阪の拠点とオンラインで開催されています。
料金や開講日、期間はコースごとに違います。公式サイトや無料説明会で確かめてから決めましょう。
自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいものです。
全米ヨガアライアンスの認定校で、200時間かけて体系的に学ぶ方法もあります。
OMYOGA RYT200オンライン(PR)
自宅からRYT200を目指すなら
OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。
無料RYT200オンラインの無料説明会を見る料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。
資格選びでよくあるつまずき
- 資格の名前だけで決めて、受講形式が生活に合わなかった
- 期間を見ずに申し込み、途中で予定が詰まってしまった
- 卒業後の支援を確かめず、教える場所探しで迷った
どれも、申し込む前に説明会で聞いておけば防げることばかりです。
聞くことのリストは無料説明会で聞くことにまとめています。
資格を取ったあとに広げられる学び
最初の資格を取ったあとも、学びはいろいろな方向に広げられます。
| 広げ方 | 例 |
|---|---|
| 上位の登録を目指す | RYT500、E-RYT200など |
| 妊婦さん向けに教える | RPYT(RYTの取得が前提)、協会のマタニティヨガ資格 |
| 子ども向けに教える | RCYT(RYTの取得が前提)、協会のキッズヨガ資格 |
| 高齢者向けに教える | 協会のシニアヨガ資格 |
RYT500は、RYS500で500時間を修了するか、RYS200の200時間とRYS300の300時間を修了して目指します。
修了後に、100時間以上の指導経験も必要とされています。
RYTに登録したあとは、登録日から3年ごとに75時間の継続教育が必要と案内されています。取ったあとも学び続ける前提で、無理のない計画を立てておきましょう。
妊娠中の方や持病のある方に教える時は、インストラクターが医療の判断をするわけではありません。
事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう伝えるのが基本です。
ヨガインストラクターの資格についてのよくある相談
資格を検討している方から寄せられる相談を、内容を要約して紹介します。
相談1:何か資格がいるの?取るならどれくらいかかる?
「ヨガのインストラクターには何か資格がいるのか、いるならどれくらいかかるのか知りたい」という相談です。
結論から言うと、必須の資格はありません。
ただ、教える順番や安全面を体系的に学ぶために、民間資格を取る人が多いです。
かかる時間は、RYT200なら1つの登録校で200時間、ほかの資格は講座や級ごとに違うので、公式や説明会で確かめてみてください。
相談2:まだヨガ教室に通ったこともないのに、資格を取っていい?
「ヨガの教室に行ったことがないけれど、インストラクターの資格を取りたい」という相談です。
ヨガ歴が浅い人も対象にしている講座はあります。
ただ、生徒としてレッスンを受けると、「この声かけは分かりやすい」「この順番だと体が温まる」といった感覚がつかめます。
申し込む前に、いくつかのクラスに通ってみるのがおすすめです。
相談3:通って2年。経験は足りる?
「ヨガに通って2年になり、資格を取ろうと思っている。今の経験で大丈夫か」という相談です。
2年間通い続けたことは、教える側に回った時の大きな財産になります。
経験の年数より、「どんなクラスで、どんな声かけが分かりやすかったか」を覚えていることが生きてきます。
講座では、自分が受けてきたクラスを「教える側の目」で見直す時間にもなります。
これまで何となく受けていた順番や声かけの意味が分かると、練習そのものも楽しくなってきますよ。
- 通っているクラスで、分かりやすかった声かけをメモする
- 好きなポーズの順番を紙に書いてみる
- 気になる講座の説明会に1つ参加してみる
相談4:ヨガよりピラティスの資格のほうがいい?
「インストラクターの資格を取りたいけれど、ヨガよりピラティスのほうが流行っているのでは」という相談です。
どちらが上というより、自分が何を伝えたいかで選ぶのがおすすめです。
呼吸や瞑想も含めて心と体を整える時間を伝えたいならヨガ、体の使い方に絞って伝えたいならピラティス、という見方もできます。
両方を教えるインストラクターもいるので、違いはピラティスとヨガのインストラクターの違いを参考にしてみてください。
よくある質問
ヨガインストラクターに免許や国家資格はありますか?
ありません。名乗るのに必須の資格も無く、RYT200や各協会の資格はどれも民間資格です。
国際的なヨガインストラクターの資格とは何ですか?
一般的には、全米ヨガアライアンスの登録制度であるRYT200などを指します。アメリカに本部がある非営利団体が、学校と指導者を登録している仕組みです。
ヨガインストラクターの資格は、どれを取れば有利ですか?
どれが有利かは、働きたい場所や目的で変わります。求人の条件や、働きたいスタジオでよく知られている資格を確かめてから選ぶのがおすすめです。
通信講座の資格だけで教えられますか?
教えるのに必須の資格は無いので、通信講座で学んだ人が教えることもあります。ただ、実際に人を前にして教える練習は、練習会などで別に積んでおくと安心です。
資格はいくつも取ったほうがいいですか?
数を増やすより、まずひとつの資格で基礎を固めて教える経験を積むのがおすすめです。教えたい相手がはっきりしてから、専門分野の資格を足していく人が多いです。
まとめ
- ヨガインストラクターに免許や国家資格は無く、資格はどれも民間資格
- 国際的な登録、国内の協会、通信講座、スタジオの社内研修の4タイプに分けると選びやすい
- 資格は順位ではなく、目的と学び方が合うかで選ぶ
- 候補を絞ったら、無料説明会で受講形式や卒業後の支援を聞く
- 取ったあとも、専門分野や継続教育で学びを広げられる





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