ヨガインストラクターは独学でなれる?講座で学ぶ人との違い

ヨガインストラクターは独学でなれるのかを講座との違いから考える記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がヨガ資格の認定団体や養成講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にヨガ資格講座への案内(広告)を含みます。

本や動画でヨガを続けてきたし、できれば講座に通わず独学でインストラクターになれないかな。費用や時間を考えると、そう思うこともありますよね。

結論から言うと、ヨガインストラクターは独学でも名乗ることはできます。ただ、人に教える仕事にするには、独学だけでは埋めにくい部分があります。

この記事では、独学と講座で学ぶ人の違いを4つの点で比べ、独学をどう活かせばいいかをお伝えします。

目次

ヨガインストラクターは独学でなれる?

先に結論

ヨガインストラクターに国家資格はなく、名乗るのに必須の資格もありません。そのため独学でも始められますが、スタジオで働くなら資格や学んだ経歴を求められる場面が多いです。

『資格がないと教えちゃいけないの?』と気になる方も多いはずです。

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、ヨガ指導員はスポーツインストラクターに関連する職業の一つとして挙がっています。就業に特別な学歴や資格が必要とは限らない、と説明されています。

一方で、入社後に施設の方針で民間資格を取ることが多い、とも案内されています。

教えたい場独学でも始めやすいか理由
家族や友人向け始めやすい資格を問われることが少ない
地域のサークル主催者しだい経歴を聞かれることがある
スタジオ・フィットネスクラブ難しいことが多い資格を応募条件にする求人がある
フリーランスで集客工夫が要る参加者に経歴を伝えにくい

つまり、どこで教えたいかによって、独学で足りるかどうかが変わるんです。

資格がない場合の働き方は資格なしでもインストラクターになれる?で詳しく紹介しています。

独学と養成講座を4つの点で比べる

4つの点

独学と講座の違いは「安全な指導の知識」「実技の客観的な確認」「教育実習」「仕事へのつながり」の4つに表れます。自分に足りないところが分かれば、学び方を決めやすくなります。

独学のほうが自由で、費用も抑えられそう。そう感じますよね。

ただ、ヨガを「自分でする」ことと「人に教える」ことの間には、いくつか段差があります。

比べる点独学養成講座
安全な指導の知識本や動画で学べるが、抜けに気づきにくい解剖学や体調への配慮を順番に学ぶ
実技の客観的な確認鏡や動画で自分で確かめる講師に姿勢を見てもらい、直してもらえる
教育実習練習相手を自分で探す受講生同士で教え合う時間がある
仕事へのつながり経歴を自分で説明する修了証や登録制度で学んだ内容を示せる
独学と養成講座を4つの点で比べ、自分に足りないものから学び方を選ぶフローチャートの図解

安全な指導の知識

人に教える時に一番大事なのが、安全面の知識です。

参加者の体は一人ひとり違います。『この人には、このポーズは無理をさせない方がいい』と判断するには、体の仕組みを知っておく必要があります。

独学でも解剖学の本は読めますが、何をどこまで学べばいいのかは自分では決めにくいもの。講座では、教える立場に必要な範囲を順番に学べます。

例えば前屈ひとつでも、「膝を曲げたままでいい」「背中を丸めすぎない」など、相手に合わせた伝え方がいくつもあります。こうした引き出しを増やすのが、教える側の学びです。

実技の客観的な確認

自分の姿勢のくせは、自分ではなかなか気づけません。

鏡やスマホの動画で確かめることはできますが、「どこをどう直せばいいか」までは分かりにくいんです。

講座では講師がアジャスト(姿勢の補助)をしながら直してくれるので、教える時のお手本の精度が上がります。

教育実習

ここが、独学で一番埋めにくいところです。

ヨガを人に教えるには、声かけ、時間配分、参加者の様子を見る目など、実際に教えてみないと身につかないことが多くあります。

講座では、受講生同士で教え合う時間や、講師からのフィードバックがあります。独学の場合は、練習相手を自分で探すことになります。

独学で教える練習をする方法
  • 家族や友人に、5分だけ呼吸とストレッチを案内してみる
  • 自分の声かけをスマホで録音し、聞き取りにくい言葉を直す
  • 案内したあとに「どこが分かりにくかった?」と聞く
  • オンラインで画面越しに教え、相手の動きが見えるか試す

例えば「右手を上へ」と言ったつもりでも、向かい合うと相手には左右が逆に見えます。こうしたことは、実際に誰かに教えてみて初めて気づけるんです。

仕事へのつながり

スタジオの求人では、RYT200などの資格を応募条件にしているところもあります。

RYT200は国家資格ではありませんが、Yoga Allianceという民間団体が認めたスクールで200時間学んだことを示す登録制度です。国内外のスタジオで目安として知られています。

独学の場合は、何をどれだけ学んできたかを自分の言葉で説明する必要があります。

例えばプロフィールに「独学で何年練習」と書くより、「どんな場で、どんな人に、何回教えてきたか」を書く方が伝わりやすいです。独学で進むなら、教えた記録を残しておきましょう。

独学で進める人がつまずきやすいところ

先に結論

独学のつまずきは「学ぶ順番が分からない」「教える練習ができない」「自信が持てない」の3つに集まりやすいです。早めに気づけば、部分的に講座を使うなど手が打てます。

『独学で頑張ってきたけれど、ここから先に進めない』と感じる方もいるかもしれません。

つまずきよくある状況手の打ち方
学ぶ順番が分からない本や動画をつまみ食いしている講座のカリキュラムを参考に順番を決める
教える練習ができない練習相手がいない家族や友人に短い時間だけ教えてみる
自信が持てない自分の教え方が正しいか分からない講師に一度見てもらう機会を作る
よくある失敗

独学で覚えたポーズの取り方を、そのまま参加者に伝えてしまうこと。自分には合っていても、体の状態が違う人には負担になる場合があります。楽な取り方も一緒に案内できるようにしておきましょう。

安全面で知っておきたい線引き

独学で教え始める場合も、安全面の線引きは同じです。

妊娠中の方や持病、ケガがある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう伝えましょう。インストラクターは医療の判断をしない、という姿勢を持っておくことが大切です。

レッスン前に「今日、体で気になるところはありますか」と一言たずねるだけでも、無理をさせないきっかけになります。

独学の良さを活かして学ぶには

先に結論

独学は無駄ではありません。自分で続けてきた練習は、講座で学ぶ時の土台になります。独学で基礎を作り、教える部分を講座で補う形が考えやすい進め方です。

『今までの独学は意味がなかったの?』と心配になりますよね。そんなことはありません。

自分で練習を続ける力は、インストラクターになってからも大切な力です。

独学から教える仕事へ進む流れ
  1. 自分の練習で、基本のポーズの名前と流れを覚える
  2. 受けたレッスンの声かけや順番をノートにメモする
  3. 解剖学やヨガ哲学の入門書で、全体像をつかむ
  4. 講座の説明会に参加し、足りない部分を確かめる
  5. 講座で教える練習を重ね、小さな場で教えてみる
独学から教える仕事へ進む5つの流れを示した図解

例えば2番目のメモは、「最初に呼吸、首と肩、立ちポーズ、最後に休むポーズ」のような流れだけで十分です。これを集めると、講座で学ぶレッスンの組み立てがすっと入ってきます。

目的別に考える学び方

独学のあとの学び方も、目的によって選び方が変わります。

目的学び方の例
自宅から教える部分まで学びたいライブ講義と動画を組み合わせたオンライン講座
年代やテーマで選びたい、通学も考えたいコースの種類が多い講座
まず知識の入口に触れたい通信講座

Zoomのライブ講義と動画で、自宅からRYT200を目指したい人はOMYOGAのRYT200オンラインが選択肢になります。ライブに出られない日は録画で受けられ、動画は繰り返し見られると案内されています。

年代やテーマ(50代・60代から、アーユルヴェーダ、医療との学びなど)で講座を選びたい人、対面とオンラインを選びたい人はヨガジェネレーションのRYT200講座も見てみてください。

料金や開講日は、どちらも公式サイトや無料説明会で確かめるのが確実です。

テキストで学ぶ通信講座については通信講座で学べること、講座の比べ方は養成講座の選び方で紹介しています。

独学で続けてきた練習は大切な土台です。ただ、自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいもの。全米ヨガアライアンスの認定校で体系的に学ぶ方法もあります。

OMYOGA RYT200オンライン(PR)

自宅からRYT200を目指すなら

OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。

無料RYT200オンラインの無料説明会を見る

料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。

ヨガインストラクターの独学についてよくある相談

この章で答えること

知恵袋などでよく見かける、独学とインストラクターの資格についての相談を3つ選び、要点をまとめて答えます。

教室で教えるには、資格がないとダメ?

ヨガ教室でインストラクターをするには資格が必要なのか、という相談です。

ヨガインストラクターに国家資格はなく、法律で決められた必須の資格もありません。ただ、スタジオやフィットネスクラブでは、資格を応募条件にしていることがあります。

働きたい場所が決まっているなら、そこの求人の条件を先に見ておくのが近道です。

ヨガ教室に通わなくても、資格は取れる?

教室に通わず、独学で資格を取れないかという相談です。

RYT200は、Yoga Allianceに登録されたスクールで200時間のトレーニングを修了して申請する仕組みです。独学の時間をこの200時間に数えることはできません。

複数のトレーニングを足し合わせて200時間にすることもできないので、1つのスクールの200時間プログラムを修了する形になります。

一方、オンラインのRYT200講座や、テキストで学ぶ通信講座もあります。教室に通わずに学ぶ方法はある、と考えてみてください。

動画や本で真似するのと、教室で習うのは何が違う?

DVD付きの本や動画サイトで真似するのと、実際に教室で習うのでは何が違うのか、という相談です。

一番の違いは、自分の姿勢を見てもらえるかどうかです。動画では、自分が正しく動けているかを確かめにくいんです。

自分の練習としては動画も役立ちますが、教える側を目指すなら、一度は誰かに見てもらう機会を作っておくと安心です。

学び方得意なこと苦手なこと
本・動画好きな時間に繰り返し練習できる自分の姿勢を確かめにくい
教室のレッスン先生に姿勢を見てもらえる教える側の視点は学びにくい
養成講座教え方と安全面を順番に学べる時間と費用がかかる

よくある質問

ヨガインストラクターは独学だけで仕事にできますか?

家族や友人、地域のサークルなどで教え始める人もいます。ただ、スタジオで働く場合は資格を求められることが多いので、働きたい場所の条件を先に確かめておきましょう。

独学で学ぶなら、何から始めればいいですか?

基本のポーズの名前と流れを覚えること、受けたレッスンの声かけをメモすることから始めてみてください。解剖学の入門書で体の仕組みの全体像をつかむのもおすすめです。

独学で教える時、参加者の体調はどう確かめればいいですか?

レッスン前に、体で気になるところがないかを一言たずねましょう。妊娠中の方や持病、ケガがある方には、事前にかかりつけの医師に相談してもらうよう伝えます。

独学の経験は講座で役に立ちますか?

役に立ちます。自分で練習を続けてきた経験は、講座の内容を理解する土台になります。独学で気になっていたことを、講座で講師に聞いてみるのもよい方法です。

まとめ

この記事の要点
  • ヨガインストラクターに国家資格はなく、独学でも名乗ることはできる
  • 独学と講座の違いは、安全な指導の知識、実技の確認、教育実習、仕事へのつながりの4つ
  • 独学で一番埋めにくいのは、人に教える練習の部分
  • 独学で基礎を作り、教える部分を講座で補う進め方が考えやすい
  • 妊娠中や持病のある参加者には医師への相談を促し、医療の判断はしない
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

ヨガインストラクターの仕事内容やなり方、RYT200などの資格の選び方、スタジオ・フリーランス・オンラインの働き方、レッスンの組み立て方までを整理しているヨガインストラクターの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次