ヨガインストラクター資格の費用の考え方|受講料以外にかかるもの

ヨガインストラクターの資格の費用を受講料以外も含めて考える記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がヨガ資格の認定団体や養成講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にヨガ資格講座への案内(広告)を含みます。

ヨガインストラクターの資格を取りたいけれど、全部でどれくらいかかるのか見当がつかない。講座のページを見比べても、何が含まれているのか分かりにくいですよね。

結論から言うと、ヨガインストラクターの資格の費用は「受講料」だけで考えると見誤りやすいです。教材や交通費、登録や更新、練習の場まで含めて見る必要があります。

この記事では、費用を5つに分けて、受講形式によってどれが増えたり減ったりするのかをお伝えします。

目次

ヨガインストラクターの資格の費用はなぜ講座ごとに違う?

先に結論

資格の値段が講座ごとに大きく違うのは、学ぶ時間、受講の形式、サポートの範囲、取れる資格の種類がそれぞれ違うからです。金額だけを並べて比べても、中身の違いは見えてきません。

『同じヨガの資格なのに、なんでこんなに違うの?』と思いますよね。

実は、ヨガインストラクターの資格には国家資格がなく、どれも民間の資格や登録制度です。団体ごとに、学ぶ量も取り方も違います。

資格の種類取り方の形費用がかかる仕組み
RYT200(全米ヨガアライアンス)登録スクールで200時間のトレーニングを修了して申請する200時間分の講義と実技、登録・更新の費用
協会の認定資格(IHTA、JYIAなど)協会の指定校やスクールで学び、検定や認定を受ける講座の受講、検定や認定の手続き
通信講座の資格テキストや映像で学び、在宅で受験する教材と添削、受験の手続き
スタジオの社内研修社員として入社し、研修で学ぶ会社の制度による

例えばRYT200は、Yoga Allianceに登録されたスクールで200時間のティーチャートレーニングを修了すると申請できる仕組みです。しかも、複数のトレーニングを足し合わせて200時間にすることはできません。

つまり、1つのスクールの200時間プログラムをまとめて受けることになり、そのぶん講座の期間も数か月から1年ほどと長くなります。

一方、通信講座はテキストや映像、添削で学ぶ形です。学ぶ範囲と形式が違うので、費用のかかり方も変わってきます。

資格そのものの違いはヨガインストラクターの資格の種類で詳しく比べています。

補足

この記事では金額は書いていません。受講料や登録費用は講座や時期によって変わるため、最新の金額は各講座や団体の公式サイトで確かめてみてください。

受講料以外にかかる5つの費用

5つの費用

ヨガインストラクターになるには、受講料のほかに「教材」「交通や宿泊」「登録や更新」「練習の場」の費用がかかることがあります。受講料と合わせた5つで考えると、見落としが減ります。

講座のページで目に入るのは、たいてい受講料です。でも、実際に払うのはそれだけではないんです。

ここでは、費用を5つに分けて、受講形式ごとにどれが増えやすいかを並べてみました。

費用の種類対面の講座オンラインの講座通信講座確かめるポイント
受講料講義と実技の時間で決まる講義と実技の時間で決まる教材と添削で決まる分割払いや支払い時期
教材テキスト代が別のこともテキストや動画が含まれることも教材一式が含まれることが多い受講料に含まれるか
交通や宿泊通う回数ぶん増えるほぼかからないかからない会場までの距離と回数
登録や更新RYT200なら登録と更新があるRYT200なら登録と更新がある受験や認定の手続きがある修了後に誰へ何を払うか
練習の場スタジオで練習できることも自宅の環境を整える自宅で練習するマットや道具、通信環境
受講料・教材・交通や宿泊・登録や更新・練習の場の5つの費用と、形式ごとの増減をまとめた図解

受講料に何が含まれているか

まず確かめたいのは、受講料の中身です。

講義、実技、教材、修了証の発行、再受講の権利などが含まれているかどうかは、講座によって違います。

例えば説明会では「この受講料には、教材と修了後の手続きの費用も含まれていますか」と聞いてみてください。含まれていないものがあれば、その分を別に見ておく必要があります。

教材と道具

テキストや動画教材が受講料に含まれる講座もあれば、別に購入する講座もあります。

ほかに、ヨガマット、ブロック、ストラップ、動きやすいウェアなども必要です。すでに持っているものが使えるなら、新しく揃える必要はありません。

講座によっては、解剖学の本や哲学の本を指定図書にしていることもあります。『受講料に入っていると思っていた』とならないよう、指定図書があるかも説明会で聞いておきましょう。

交通や宿泊

対面の講座で一番差が出やすいのが、ここです。

通う回数が多いほど交通費はかさみます。遠方のスクールや合宿形式の講座なら、宿泊費も加わります。

『家から遠いけど、このスクールがいい』という場合は、通う回数と交通手段をあらかじめ書き出しておきましょう。

登録や更新

RYT200を取ったあと、Yoga Allianceに登録すると年会費の支払いがあります。

さらに、登録したRYTは登録日から3年ごとに75時間の継続教育(CE)が必要です。内訳は、ヨガの指導45時間と、4つの教育分野に直結する研修30時間です。

継続教育の研修に参加する費用も、長い目で見ておくと安心です。年会費の金額はYoga Allianceの公式で確かめてみてください。

練習の場

講座の期間中も、修了したあとも、教える練習の場は必要です。

スタジオで自主練習できる講座もありますが、オンラインの講座なら自宅に練習スペースを作ることになります。カメラやマイク、通信環境を整える費用がかかる場合もあります。

例えばオンラインのライブ授業では、講師にポーズを見てもらうために、全身がカメラに映る広さが要ります。マット1枚を敷いて、少し離れた位置からスマホで映せるかを先に試しておくと安心です。

講座の仲間と練習会を開く場合は、レンタルスペースの利用料を分け合う形もあります。

よくある失敗

受講料だけを見て申し込み、あとから教材代や交通費、登録費用が重なって予算を超えてしまうこと。申し込む前に、5つの費用を一覧にしておきましょう。

受講形式で費用のかかり方はどう変わる?

先に結論

対面の講座は交通費や時間の負担が増えやすく、オンラインの講座は移動の負担が少ない分、自宅の環境づくりが必要です。通信講座は手軽ですが、学べる範囲が違います。

ヨガインストラクターの費用を考える時、形式の違いは見逃せませんよね。

ここでは、対面とオンラインを比べてみます。

対面の講座
  • 講師から直接アジャストを受けられる
  • スタジオで仲間と練習できる
  • 通う回数ぶん交通費と時間がかかる
オンラインの講座
  • 自宅から受けられ、移動の負担が少ない
  • 録画で見直せる講座もある
  • 自宅の練習スペースと通信環境が要る

全米ヨガアライアンスの基準では、登録スクールは対面、オンライン、その組み合わせのどの形式でもトレーニングを提供できます。オンラインでも、講師と受講生が同じ時間に集まるリアルタイムの授業を一定割合含めることが求められています。

つまり、オンラインだからといって学ぶ内容が軽くなるわけではないんです。

オンラインと通学の違いはオンラインで資格を取る方法でも詳しく紹介しています。

費用を見る時は「時間」も一緒に

『オンラインの方が安く済みそう』と考える方も多いはずです。

ただ、費用はお金だけではありません。通う時間、子どもを預ける手配、仕事の休みを取る必要なども、立派なコストです。

生活の状況負担になりやすいもの考えやすい形式
平日は会社員平日の通学、休みの調整週末コースやオンライン
小さな子どもがいる外出の時間、預け先の手配ライブ講義と録画のあるオンライン
地方や海外に住んでいる交通や宿泊オンライン
直接指導を受けたい移動の時間通える範囲の対面講座

自分の生活でどこに負担がかかるかを先に考えておくと、形式を選びやすくなります。

例えば、対面講座に月に数回通うなら、その日の家事や仕事をどう回すかまで考えてみてください。「通える」と「無理なく通い続けられる」は、少し違うんです。

途中で通えなくなると、それまでの費用が無駄になってしまうことも。欠席した回の扱いは、費用の話と同じくらい大事な確認ポイントです。

資格を取ったあとにかかる費用も見ておこう

先に結論

資格は取って終わりではありません。登録の更新、継続して学ぶ費用、教える場を作る費用など、修了後にかかるものも含めて考えておくと安心です。

講座の費用ばかりに目が行きがちですが、実は修了後にもお金がかかる場面があります。

修了後に見ておきたい費用
  • 登録の年会費や、更新に必要な手続き
  • 継続教育やスキルアップの講座
  • マタニティやシニアなど専門分野の講座
  • 自主開催する場合の会場の利用料
  • オンラインで教える場合の機材や配信ツール

例えば、地域の貸し会議室や公民館でヨガ教室を始めたいなら、会場の利用料がレッスンごとにかかります。参加費を集めてよいかなどのルールも施設ごとに違うので、窓口で確かめておきましょう。

教える仕事の収入と手続き

報酬の形は、1本単位、時給、月給、業務委託などさまざまです。「資格の費用をどれくらいで回収できるか」は、働き方や本数によって大きく変わるので、一概には言えません。

業務委託や副業で収入を得る場合は、条件によって確定申告が必要になることもあります。詳しくは国税庁の案内で確かめてみてください。

会社員の方が副業で教えるなら、勤め先の就業規則で副業の許可や届出も確認しておきましょう。

補足

業務委託でスタジオのレッスンを受ける場合は、2024年11月1日に施行されたフリーランス法も関係します。発注する事業者には、業務の内容や報酬の額、支払期日などの取引条件を明示することが求められています。

費用で後悔しないための確認手順

先に結論

金額を比べる前に、「何を学びたいか」「どの形式なら続けられるか」を決めてから、5つの費用を講座ごとに書き出して比べるのが失敗しにくい順番です。

『結局どうやって比べればいいの?』という方のために、手順を並べました。

費用を比べる5つの手順
  1. 取りたい資格の種類と、教えたい場所を決める
  2. 続けられる形式(対面・オンライン・通信)を決める
  3. 候補の講座を2つか3つに絞り、説明会に参加する
  4. 5つの費用を講座ごとに表に書き出す
  5. 費用と一緒に、サポートや再受講の制度も比べる
費用を比べる5つの手順を順番に並べた図解

手順1と2を飛ばして、いきなり金額で比べ始めると迷いやすくなります。『どれも高く見えて決められない』という時は、一度手順1に戻ってみてください。

説明会では、次のように聞いてみてください。

  • 「受講料に含まれないもので、別にかかるものはありますか」
  • 「欠席した回は、追加の費用なしで振替や録画で受けられますか」
  • 「修了後に学び直したい時の制度はありますか」

比べ方の詳しいポイントは養成講座の選び方、説明会での聞き方は無料説明会で聞くことリストでまとめています。

5つの費用を書き出す表の作り方

手順4の「書き出し」は、次のような表をノートやスマホのメモに作るだけで十分です。

費用の種類講座A講座Bメモ
受講料公式で確認した額公式で確認した額分割払いの有無
教材含まれる・別含まれる・別指定図書の有無
交通や宿泊通う回数を記入通う回数を記入会場までの手段
登録や更新修了後の手続き修了後の手続き誰に払うか
練習の場スタジオ・自宅スタジオ・自宅道具や機材

『書いてみたら、受講料が高い方が交通費は少なかった』というように、合計で見ると印象が変わることもあります。

空欄が残ったところは、説明会や問い合わせで聞く項目です。空欄をなくしてから申し込むと、後から驚くことが減ります。

目的別に考える学び方の例

ここでは、目的ごとに学び方の例を紹介します。どの講座が一番というものではないので、自分の目的に近いものを参考にしてみてください。

目的学び方の例
移動の負担を抑えて、自宅からRYT200を目指したいライブ講義と動画を組み合わせたオンラインのRYT200講座
年代やテーマで選びたい、対面とオンラインから選びたいコースの種類が多いRYT200講座
まず知識の入口に触れたい通信講座

Zoomのライブ講義と動画で、自宅からRYT200を目指したい人はOMYOGAのRYT200オンラインが選択肢になります。ライブに出られない日は録画で受けられ、動画は繰り返し見られると案内されています。オンラインで修了したあと、一定期間内なら対面のRYT200講座を無料で再受講できる特典もあるそうです。

年代やテーマ(50代・60代から、アーユルヴェーダ、医療との学びなど)で講座を選びたい人、対面とオンラインを選びたい人はヨガジェネレーションのRYT200講座も見てみてください。東京と大阪の2拠点で、スタジオ開催とオンライン開催の両方があると案内されています。

どちらも無料説明会を開いているので、料金や開講日は公式サイトや説明会で確かめるのが確実です。

自己流の練習だけでは、人に教えるための順番や安全面の配慮まではつかみにくいものです。費用を見比べたうえで、全米ヨガアライアンスの認定校で体系的に学ぶ方法もあります。

OMYOGA RYT200オンライン(PR)

自宅からRYT200を目指すなら

OMYOGA(オムヨガ・株式会社ジョンスピークス運営)のRYT200オンラインは、Zoomのライブ講座と動画学習を組み合わせて、全米ヨガアライアンス認定のRYT200取得を目指す講座です。ライブに出られない日はアーカイブで受講でき、オンライン修了後に対面講座を再受講できる特典もあると案内しています。無料説明会と個別相談があります。

無料RYT200オンラインの無料説明会を見る

料金や日程、講座の内容は公式サイトでご確認ください。

ヨガインストラクターの資格の費用についてよくある相談

この章で答えること

知恵袋などでよく見かける、資格の費用と使い道についての相談を3つ選び、要点をまとめて答えます。

スタジオで働くなら、どの資格を取ればいい?

ヨガスタジオで働くために、どの資格が役立つのか知りたいという相談です。

結論から言うと、「どの資格が有利」と一つに決まるものではありません。求人によって、RYT200などの資格を応募条件にしているところもあれば、入社後の研修で学ぶ形のところもあります。

働きたいスタジオが決まっているなら、求人の応募条件を先に確かめておくと、無駄な出費を避けられます。

なかには、福利厚生としてRYT200などの資格取得を支援する制度を設けている会社もあります。入社後に資格を取る道を選ぶなら、支援の条件や負担の範囲を採用情報で確かめてみてください。

本業を続けながら、副業のために学びたい

近々スクールで学んで、副業として教えたいという相談です。

副業が目的なら、平日の夜や週末に学べるか、欠席した時に録画で受けられるかが大事になります。費用だけでなく、時間の使い方も一緒に考えてみてください。

あわせて、勤め先の就業規則で副業が認められているかも、申し込む前に確かめておきましょう。

資格を取って、貸し会議室でヨガ教室を開きたい

資格を取ったあと、地域の貸し会議室を借りて教室を始めたいという相談です。

この場合は、講座の費用に加えて、会場の利用料や道具の準備、集客の費用まで見ておく必要があります。

『最初から大きく始めないと』と思わなくて大丈夫です。少人数の体験会から始め、参加者の反応を見ながら回数を増やす方法もあります。

会場を選ぶ時は、マットを敷ける広さがあるか、床が冷たくないか、更衣できる場所があるかも見ておきましょう。下見の時に実際にマットを1枚敷いてみると、何人まで入れるかの目安がつかめます。

相談のタイプ先に確かめること
スタジオで働きたい働きたい場所の応募条件
副業で教えたい学べる時間帯と、勤め先の副業ルール
自分で教室を開きたい会場の利用料とルール、道具の準備

よくある質問

ヨガインストラクターの資格の費用は、どこを見れば分かりますか?

各講座の公式サイトや説明会で確かめられます。受講料だけでなく、教材、交通や宿泊、登録や更新、練習の場の費用も一緒に確認しておきましょう。

ヨガインストラクターの資格の値段が高い講座ほど良いのですか?

値段だけで良し悪しは決まりません。学ぶ時間、受講形式、サポートの範囲が違うので、自分の目的と生活に合うかで比べることが大切です。

RYT200は取ったあとにも費用がかかりますか?

Yoga Allianceに登録すると年会費の支払いがあります。また、3年ごとに75時間の継続教育が必要です。金額は公式で確かめてみてください。

費用を抑える方法はありますか?

通える範囲の講座やオンライン講座を選ぶと、交通や宿泊の費用を抑えやすくなります。ただ、削らない方がよいところもあるので、詳しくは費用を抑える時の注意点の記事も参考にしてみてください。

詳しい抑え方は資格を安く取る時の注意点で紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • ヨガインストラクターの資格は民間資格で、費用は講座ごとに違う
  • 費用は受講料・教材・交通や宿泊・登録や更新・練習の場の5つで考える
  • 対面は移動の負担、オンラインは自宅の環境づくりが増えやすい
  • RYT200は登録の年会費と、3年ごとに75時間の継続教育がある
  • 金額は公式で確かめ、目的と形式を決めてから比べる
ヨガインストラクタードットコム

ヨガインストラクタードットコム 編集部

ヨガインストラクターの仕事内容やなり方、RYT200などの資格の選び方、スタジオ・フリーランス・オンラインの働き方、レッスンの組み立て方までを整理しているヨガインストラクターの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次